【中央競馬】京都競馬場、先週1月13、14日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の京都競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山、京都、小倉での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
1~4枠【8-5-3-47】複勝率25.4%に対し、5~8枠【2-5-7-69】同16.9%。全体的に内枠有利か。特に内回りでは2~4枠からしか勝ち馬が出ておらず、5枠以降は好走率が低かった。外回りなら5、8枠がそれぞれ1勝ずつ、複勝率も45%超えと健闘。内回りは内、外回りは外優勢と覚えておこう。
☆位置取り
脚質だけ見ると追込が【0-0-0-38】で全滅。それもそのはずで、4角8番手以下ですら【0-1-1-67】と勝ち馬がいなかった。よかったのは同4番手以内【7-7-5-28】複勝率40.4%。内回りではウイニングポジションになっており、全5戦中4勝、2着4回。外回りも内回りほどではないが、前有利だった。
☆その他
池添謙一騎手が【1-3-0-4】連対率50.0%の活躍。少し前ならGⅠで穴を持ってくるので騎手買いをしたくなる騎手だったが、最近のGⅠではやや鳴りを潜めている。とはいえ、芝の通算成績では単回収率95%となかなかの数値。なかでも13~16頭立てのレースでは単回収率100%超えを記録している。やはり穴党の強い味方だ。
【ダート】
☆枠順
6枠【5-3-2-17】複勝率37.0%を中心に、外目が優勢。ただし、8枠は【0-1-1-26】複勝率7.1%はワーストだった。全体的に前に行く馬が少なく、追走面で後れをとったこと、6枠辺りの先行馬たちとの位置取り争いに敗れたことが原因と考えられる。
☆位置取り
逃げ、先行ともに複勝率40%台で、差しは同13.5%、追込は同8.5%と典型的な前有利傾向。4角位置で細かく見ても、ダート14戦中、11勝が4番手以内から出ていた。ダートとしては見慣れた光景だ。同6番手以下だと【1-5-5-104】でわずか1勝、この位置でもかなり苦しい。位置取りが勝敗を分けるポイントだった。
☆その他
ハーツクライ系種牡馬の産駒が【3-0-1-4】。怪物候補ヤマニンウルスの父ジャスタウェイは【2-0-0-3】と健闘した。あまりダートのイメージがないジャスタウェイだが、ダート距離別の通算成績を見ると、好走ゾーンは1700m以上の1周競馬に寄っている。ワンターンだと【36-39-38-496】複勝率18.6%に対し、1周なら【83-80-74-890】同21.0%となっている。短距離よりは1周競馬で狙いたい。
【傾向まとめ】
・芝:内枠、前有利。池添謙一騎手は13~16頭立てが狙い目。
・ダート:外目、前有利。ジャスタウェイ産駒は短距離で割引、1周競馬が◯。
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