【中央競馬】中山競馬場、先週1月13、14日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の中山競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山、京都、小倉での3場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
芝は10戦して2~5枠【8-7-7-53】から内~中枠の好走が目立った。特に5枠【2-3-5-10】複勝率50%が目立った。開催初週から極端な内有利だったが内の奪い合いが続いたことで最内は若干悪くなり先週のような傾向になったかと考える。7枠【0-0-2-18】など外枠は不振が続く。最終週のこの土日は雨予報もあるので、その際は出番があるかもしれない。
☆脚質
逃げ【2-3-2-5】複勝率58.3%、先行【6-1-5-19】同38.7%のように依然として前有利傾向が続いていた。特に先行馬からは10~12番人気でそれぞれ3着馬が出ており、穴を狙うなら前に行ける馬だ。差しも【2-6-2-52】同16.1%と健闘しており、最終週で台頭する可能性は考えておきたい。一方、追込は【0-0-2-41】と連対馬なしで厳しかった。
☆その他
キズナ産駒【3-0-0-2】、シルバーステート産駒【1-0-2-5】などディープインパクト系種牡馬産駒が活躍。シルバーステート産駒の通算芝成績は、計91勝のうち24勝を中山競馬場で挙げ【24-16-14-120】勝率13.8%、単勝回収率106%と優秀。さらに1月に絞ると【8-2-5-23】勝率21.1%、単勝回収率195%と大暴れ。見つけたら買い目に加えたい。
【ダート】
☆枠順
どの枠からも好走馬は出ており極端な有利不利はなかったが1~4枠【9-8-5-82】連対率16.3%、複勝率21.2%、5~8枠【5-6-10-89】連対率10.0%、複勝率19.1%のように若干ながら内めが優勢だった。ダート1200m戦で内枠の差し馬が好走傾向にあったことが数字に表れたようだ。ダート1200mは芝を長く走れる外有利のイメージが強いが、脚を溜めれる内枠もチャンスがあることは覚えておこう。
☆位置取り
ダート全14戦で4角5番手以内が【13-9-9-44】と13勝を挙げ、セオリー通りだが前有利だった。4角7番手以下では【0-5-5-113】と勝ち馬ゼロ。差し馬自体は【3-5-5-69】と3勝を挙げているが、多くは4角で5~6番手まで進出しており、コーナーで動けることが必須条件のようだ。
☆その他
昨年末にウィルソンテソーロとのコンビで名を挙げた原優介騎手が【2-1-1-5】単複回収率もプラス域と活躍。2023年ダート成績は【17-20-16-256】勝率5.5%、複勝率17.2%ながらも単勝回収率154%、複勝回収率103%をマークしているように、妙味◎の騎手。また、「テソーロ」で知られる了徳寺健二ホールディングスの馬に騎乗した際は【5-4-3-22】複勝率35.3%と好走率も上昇しており注目だ。
【傾向まとめ】
・芝:内~中枠、前有利。1月中山のシルバーステート産駒に注目。
・ダート:若干内枠が優勢。位置取りは前有利。原優介騎手×「テソーロ」で好走率アップ。
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