【中央競馬】京都競馬場、先週1月6~8日のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

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先週の京都競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は中山・京都・小倉での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の京都芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
1~4枠【12-4-8-66】勝率13.3%、複勝率26.7%に対し、5~8枠は【3-11-7-104】勝率2.4%、複勝率16.8%。特に外回りで内有利の傾向が強く、1~4枠【9-3-6-48】複勝率27.3%に対し、5~8枠は【1-7-4-77】同13.5%と大きな差があった。なお、内回りではほぼフラットだった。コースレイアウトは確認しておきたい。

☆位置取り
複勝率だけを見れば、逃げ26.7%、先行30.2%、差し22.1%と大きな差はない。一方、追込は8.3%と厳しかった。4角の位置取り別では、3番手以内【9-5-4-36】複勝率33.3%、10番手以下【1-1-2-65】同5.8%から前がやや有利。なお、3勝クラス以上なら差し追込もある程度届いていた。下位クラスでは前、上級クラスでは差しも考慮したい。

☆その他
母父ダンスインザダークの馬が【2-2-0-1】と大活躍。父のイメージに反し、意外にも1400m以下で【1-2-0-1】と健闘していた。芝での通算成績を見ると、1200m戦が最も勝ち鞍が多く、【133-132-123-1487】勝率7.1%、複勝率20.7%となかなか。福島や小倉でよく勝っていることと併せて覚えておきたい。


先週の京都ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
芝とは逆で、8枠【5-3-5-29】複勝率31.0%に対し、1枠【1-2-2-29】同14.7%と外枠有利。毎度おなじみの砂を被るかどうか、あるいは馬群に包まれる影響が大きいようだ。ちなみに1番人気は【8-5-1-7】と好成績だったのだが、うち8枠だった馬は【3-1-0-3】と活躍していた。

☆位置取り
ダートは21戦して、逃げ3勝、先行12勝と前が強かった。差しも6勝と健闘したが、連対率では逃げ、先行が25%オーバーなのに対し、差しが9.2%、追込3.1%と明暗が分かれていた。また、4角3番手以内【15-10-5-44】複勝率40.5%からウイニングポジションは前。反対に10番手以下だと【1-2-6-98】勝率はわずか0.9%だった。

☆その他
西村淳也騎手が【2-0-1-3】単回収率280%を記録。ダートの通算成績で注意したいのはクラスで、3勝クラス以上では【5-17-13-127】勝率3.1%と勝ち切れない。以前は乗り馬に恵まれていなかったという面もあるが、重賞は地方も含めて馬券絡みなし。現状はダートの上級クラスでは避けたい騎手だ。

【傾向まとめ】
・芝:外回りは内枠有利、内回りは内外フラット。前有利も上級条件は後方勢も台頭。母父ダンスインザダークの馬は短距離も走る。
・ダート:外枠、前有利。西村淳也騎手が好調もダートの上級条件では割引。

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