【中央競馬】中山競馬場、先週12月2、3日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の中山競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山・阪神・中京での3場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
開幕週らしく1枠【2-2-1-11】複勝率31.3%、3枠【3-0-1-13】同23.5%など内枠好調。一方の6~8枠も【4-3-7-45】同23.7%で内外はほぼ拮抗していた。その割を食っていたのが5枠【0-0-1-17】同5.6%で中枠が劣勢だった。開幕週のイン争奪戦で挟まれる枠はリスクがあるということだろう。
☆脚質
逃げ【2-2-1-5】複勝率50.0%、複回収率531%と好走率、妙味ともに優秀。8番人気1着、15番人気2着など人気薄の激走が目立ったことからも逃げ有利と言える。また、差しも【4-7-7-34】複勝率34.6%と健闘していた。2、3着が多く、前意識が強いレースでは着を拾える展開になりやすかったようだ。相手や紐では一考したい。ただ、追込となると【0-0-0-42】で一切馬券に絡めていなかった。
☆その他
栗東所属馬が【4-1-2-22】勝率13.8%、単回収率131%と好成績だった。対して美浦所属馬は【6-9-8-91】勝率5.3%、単回収率15%と明らかに劣る。阪神、中京でも開催がある中を遠征するだけあって勝負気配は強いと考えて良いだろう。今週も引き続き注視したい。
【ダート】
☆枠順
6~8枠【6-9-7-56】複勝率28.2%と外枠有利。特に6枠は【3-3-2-18】単回収率656%で、土曜に4頭も穴の激走があり、ドル箱となっていた。一方、3枠【1-0-1-22】をはじめ、内枠は劣勢。総じて、外>中>内の傾向となっていた。
☆位置取り
4角5番手以内【10-9-9-40】複勝率41.2%と前が有利。6枠の穴馬たちも前残りでの激走だった。反面、同9番手以下は【0-2-1-84】同3.4%とかなり厳しかった。なお、内枠の馬たちもほとんどが位置を悪くして凡退していた。やはり前に行けるかどうかが問われる馬場だったようだ。
☆その他
津村明秀騎手が【2-1-1-2】と活躍。好走馬の多くは若駒の牝馬だった。ダートの通算成績を見ると、2歳戦では【50-56-44-438】勝率8.5%、複勝率25.5%と高め。2020年以降の牝馬に絞ると【10-12-5-31】勝率17.2%、複勝率46.6%で、単回収率も263%と妙味もある。積極的に狙っていきたい。
【傾向まとめ】
・芝:イン殺到で挟まれる中枠が不振、脚質は逃げ有利。勝負気配強い栗東所属馬に注目。
・ダート:外枠、前有利。津村明秀騎手はダートの2歳牝馬で買い。
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