【中央競馬】東京競馬場、先週11月18、19日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の東京競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・京都での2場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
全13R行われた中で7枠【5-2-0-18】など5~8枠で11勝を挙げていた。一方、1枠【0-1-0-16】複勝率5.9%、2枠【1-0-0-18】同5.3%と内枠不利傾向が強かった。連続開催終盤ということで馬場の内側の傷みが大分影響していそうだ。
☆位置取り
4角2~5番手【9-8-6-33】連対率30.4%と先行有利傾向だった。13戦中9戦が2歳戦でスローペースが多かったからだろう。従って、4角6番手以下は【3-3-6-94】同5.7%と厳しい成績。今週も2歳戦が多く組まれており、前へ行ける馬に注意したい。
☆その他
新種牡馬スワーヴリチャードの産駒が【0-2-1-0】と好調。先週までの芝全場成績は【18-15-20-49】複勝率52.0%で、特に東京は【6-2-5-7】同65.0%と非常に優秀。両条件ともに単複回収率100%超えと妙味もあり、買い目に入れておきたい。
【ダート】
☆枠順
6枠【3-2-4-13】複勝率40.9%、7枠【3-0-4-15】同31.8%など外枠有利傾向。一方、2枠【1-0-0-20】同4.8%、1~4枠でも【4-2-1-74】同8.6%と内目は厳しかった。砂被りや揉まれるリスクのある内枠の馬は慎重に選ぶべきだろう。
☆位置取り
4角7番手以内【10-5-5-63】で全11Rのうち10勝を挙げたことからも前方~中団有利。湿った馬場により前が止まりにくかった。そのため同11番手以下では【1-2-1-49】、厳しい流れだった古馬OPから勝ち馬が出たが、展開が向かない限りはほぼ届かなかった。
☆その他
松山弘平騎手が【2-1-0-2】と活躍。栗東所属だが、東京ダで単回率108%、中山ダで同102%と関東で黒字域をマークしている。来週以降の中山開催でも気にしておきたい。
【傾向まとめ】
・芝:内枠不利、位置取りは2歳戦中心に前有利。新種牡馬スワーヴリチャードはベタ買いで回収率が黒字。
・ダート:外枠、前~中団有利。松山弘平騎手は東京、中山で単回率100%超え。
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