【中央競馬】福島競馬場、先週11月11、12日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の福島競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都、福島での3場開催。ここでは先週の福島競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
芝では12戦して、3枠【4-3-0-14】、6枠【4-1-3-16】など中枠有利。内の1、2枠はいずれも連対率5%台、外の7、8枠も同8%台で、極端な枠がやや不利だった。開催2週目で内がやや厳しくなり、小回りの福島らしく外は不利。この影響が出ていたようだ。今週はBコース替わり。おそらく内がやや有利になると考えられる。
☆位置取り
4角4番手以内【7-9-4-38】。4角5番手以内が12戦12勝した2週前ほどではないが、前有利が継続している。開催2週目ぐらいならそうそう前有利の傾向が崩れることはない、ということだろう。同10番手以下は【0-0-4-44】。後ろは変わらず厳しい傾向。やはり前に活路を見出したい。
☆その他
ビッグアーサー産駒が【2-2-0-3】と活躍。同産駒は芝なら小回りコースが得意のようで、福島は【11-9-6-46】勝率15.3%、連対率27.8%で各数字とも全場トップとなっている。ほかだと函館や阪神内回り、小倉が良績。距離はもちろん1200m戦が狙い目だ。
【ダート】
☆枠順
8枠は【2-1-2-15】複勝率25%と健闘していたが、7枠は【0-1-0-19】と、外枠一辺倒だったわけでもない。強いて挙げるなら、4枠【3-2-1-13】、3枠【2-1-0-15】など、やや内枠が有利といったところか。結局は前に行けるかどうかの馬場だったため、あまり内外は気にする必要がなかった。
☆位置取り
4角1番手が【4-1-2-3】勝率40%、複勝率70%。同2~3番手は【4-6-3-15】複勝率46.4%で極端な前有利だった。同5番手以下は【1-3-5-86】複勝率9.5%、同7番手以下だと【0-1-4-78】で勝ち馬すらいなくなる。小回り、直線が短いコースとなれば、当然の成績といえるだろう。
☆その他
単勝オッズ7.0~14.9倍の中穴が計7勝。単回収率は257%で妙味があった。2013年11月~現在までの11月の福島ダート成績を見ると、312戦して、単勝オッズ7.0~14.9倍の馬が【82-93-103-662】勝率8.7%、複勝率29.6%。勝ち馬の数は全体の約25%を占める。京都や東京が堅いなら、ローカルの福島に妙味を求めるのもありかもしれない。
【傾向まとめ】
・芝:中枠、前有利。ビッグアーサー産駒は小回りの短距離戦で買い。
・ダート:枠はほぼフラット、前が圧倒的に有利。11月福島ダートは中穴が狙い目。
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