【中央競馬】京都競馬場、先週11月11、12日のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

先週の京都競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、福島での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の京都芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
6枠【4-4-0-14】連対率36.4%が抜けている。一方で、1枠【1-0-0-15】と内枠は不調だった。連続開催で内の馬場が傷んでおり、その分内を空けて回る馬が多かった影響もある。ただし今週からはCコース替わり。空けざるを得なかった馬場がカバーされることから、多少は内でも勝負になりそうだ。

☆脚質
13戦して先行馬が【7-8-4-25】複勝率43.2%。逃げは【1-0-1-11】とパッとせず前有利とは言い難く、差しは【5-4-5-41】同25.5%だったところから、先行~中団有利だった。追込は【0-1-3-39】で同9.3%。後ろ過ぎても分が悪かった。

☆その他
ミッキーロケット産駒が3戦3勝。ミッキーロケット自身も稍重馬場の宝塚記念を制していたところから、良馬場よりやや湿った馬場の方があう。産駒もサンプルが少ないながら、稍重【2-0-0-25】、重【2-0-2-8】とそこそこの成績となっている。


先週の京都ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
6枠【3-2-1-13】、7枠【3-0-1-16】など外目の枠が有利。一方、1枠【1-0-0-14】と、内枠は割引で、典型的なダートの傾向通りとなった。なお、内枠から好走したのは、逃げるか先行した馬ばかり。砂を被らないことが好走の鍵となっていた。

☆位置取り
4角1番手が【3-2-1-4】複勝率60%、同2~3番手【4-1-3-18】同30.8%と前有利。基本的に前が止まらなかった。同9番手以下は【0-2-3-53】で勝ち馬もおらず、馬券に絡んだのはいずれも1勝クラス以上の馬だった。

☆その他
芝も同様だが、非常に堅いレースが多かった。1、2番人気の成績は【7-5-2-6】連対率60%、複勝率70%。前走で上位人気だった馬にリーディング上位か短期免許の外国人騎手が乗っているケースばかりで、まさに鬼に金棒。しばらくは有力な騎手が多い状態が続くので、この傾向も継続するかもしれない。

【傾向まとめ】
・芝:内枠不利、先行~中団有利。ミッキーロケット産駒は道悪で輝く可能性。
・ダート:外枠、前有利。優秀な騎手が多く、堅いレースが継続。

おすすめ記事