【中央競馬】京都競馬場、先週10月28、29日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の京都競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都、福島での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
1~4枠【2-3-6-51】勝率3.2%、複勝率17.7%に対し、5~8枠【10-9-6-57】勝率12.2%、複勝率30.5%と内外で明暗がくっきり。概ね外枠有利だ。内回りでも外回りでも似たような傾向だが、内回りの5枠は【2-1-0-1】と健闘していた。ただし、今週からBコース替わり。やや内めの枠が活躍する気配はある。
☆脚質
先行【7-4-2-27】複勝率32.5%と好成績だが、前一辺倒というわけでもなく、逃げが【0-2-2-8】とやや不調だった。差しは【3-5-4-35】複勝率25.5%となかなかで先行~中団が有利。先週は内回り3戦に対し、外回り9戦だった分、逃げ馬はやや劣勢な成績だった。
☆その他
母父がディープインパクトの馬が【3-3-0-1】と大活躍だった。この条件の馬の芝通算成績を見ると、京都が【44-50-40-284】複勝率は32.1%でトップ。妙味はないが、好走率が高い。中京も【70-57-49-428】勝率11.6%、単回収率102%と水準以上だ。そのほか東京や札幌でも好走率が高く、直線が長い、スパートをかけやすいコースに向くのかもしれない。
【ダート】
☆枠順
6枠が【6-2-0-14】勝率27.3%と出色。基本的には外枠有利傾向だが、8枠までいくと【0-1-1-22】で割引だ。先週の京都ダートは12戦中7戦が1周競馬の1800m戦だったので、その影響が枠別成績に出たようだ。ちなみに大外馬番は3番人気以内の馬も入っていたが【0-0-0-12】と全滅。今週のみやこSも一周競馬なので、大外は割引したい。
☆位置取り
4角7番手以内【12-11-12-55】に対し、同8番手以下【0-1-0-59】と圧倒的に前有利。4角位置の番手で明暗が分かれた。特に逃げは【3-2-2-6】と好走率が高く、前が止まらなかった。
☆その他
和田竜二騎手が【3-1-0-6】。2018年以降のダート成績を見ると、5枠以外は全て複勝率20%台と、内外枠どちらでも成績に大きな差がないことがわかる。基本的に外が有利になりやすいダートで、内枠でも外枠と変わらない成績を出せるのは加点材料だ。しかし、中枠は微妙。5枠【12-25-17-275】勝率3.6%、複勝率16.4%とほかの枠に比べて凹む。1、2枠でも買えるダート騎手、という認識でよさそうだ。
【傾向まとめ】
・芝:外枠、先行~中団有利。母父ディープインパクトの馬は直線の長いコースに向く?
・ダート:外枠、前有利。和田竜二騎手はダートの内枠でも買える。
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