【中央競馬】新潟競馬場、先週10月21、22日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の新潟競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・京都・新潟での3場開催。ここでは先週の新潟競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。なお、特殊条件の直線競馬は除く。
【芝】
☆馬番
枠だけで見るとほとんど横並び。ただ、馬番では1~9番【9-7-7-57】に対し、10番~【0-2-2-39】と明らかに内が有利。開催2週目で外が有利になるとは思えず、納得の結果だ。今週で新潟開催は終了だが、この傾向のまま駆け抜けそうだ。
☆脚質
内・外回り共通して差しが良く、合わせて【5-4-3-35】複勝率25.5%。先行【2-4-3-25】同26.5%を見てもよく健闘した。しかし逃げは【0-0-3-6】と連対すらない。競馬のセオリーとして、普通なら逃げの好走率が高くなるもの。それでこの数字では、逃げ不利だったと言わざるを得ない。
☆その他
リオンディーズ産駒【2-0-0-6】など、ミスプロ系種牡馬の産駒が【4-3-4-25】複勝率30.6%と好走した。リオンディーズ産駒の芝の通算成績を見ると、10月は【11-21-13-86】勝率8.4%、連対率24.4%、複勝率34.4%と全期間で一番の好走率を誇る。秋競馬で調子を上げてくるタイプが多いようで、今が買い時だ。
【ダート】
☆枠順
5~8枠【7-9-4-58】複勝率25.6%に対し、1~4枠【3-1-6-51】同16.4%と外枠が有利。なかでも5枠は【2-4-2-11】と好走率が高かった。内枠は1枠【0-0-2-8】、2枠【0-0-0-14】が足を引っ張ったが、人気馬があまり入っていなかったのも原因。今週巻き返す余地はある。
☆脚質
逃げ【2-4-2-3】連対率54.5%、複勝率72.7%と非常に優秀。特に先週は稍重、重馬場での開催だったため、恩恵を受けた。そのぶん、追込が【0-0-0-42】と全滅。後ろに不利な馬場だった
☆その他
西塚洸二騎手が【1-1-2-2】複勝率66.7%と活躍した。まだ20勝程度しかしていない若手で、通算成績を見ても中央開催では【6-5-7-221】勝率2.5%、ローカル開催【16-12-10-207】同6.5%。現状中央開催で買える騎手ではない。ただし、新潟では【7-6-4-40】勝率12.3%、複勝率29.8%となかなかの数字を記録している。人気馬の騎乗機会が多いのもあるが、新潟ならチャンスのある馬の騎乗依頼がきている事実は覚えておいてよさそうだ。
【傾向まとめ】
・芝:内有利、逃げ不利。秋競馬で芝のリオンディーズ産駒が好調。
・ダート:外枠有利、前有利。西塚洸二騎手は新潟で乗れている。
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