【中央競馬】京都競馬場、先週10月21、22日のレース傾向まとめ　

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先週の京都競馬場の傾向は？

今週末の中央競馬は東京・京都・新潟での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

【芝】
☆枠順
芝は12戦。うち、8枠が【6-0-2-15】で6勝を挙げた。特に外回りがこの傾向が顕著で、5戦4勝とほぼ8枠が勝っていた。開催が進み、内の馬場が傷んでいた影響もあった。事実1枠【0-3-0-13】、2枠【0-0-1-15】でいずれも勝利していない。外枠有利、内枠不利だった。

☆位置取り
逃げ～差しまで好走傾向。内回りでは逃げが【1-2-1-3】で単回収率718%、2歳新馬のサンライズアースが大きな穴を開けていた。外回りでは差しが【2-2-3-20】と奮闘。比較的どの脚質も頑張っており、脚質での有利不利はそこまで大きくなかった。

☆その他
種牡馬や騎手で目立った成績は見当たらず。強いて挙げるなら人気馬の活躍。単勝9.9倍以下の馬が【11-8-6-24】勝率22.4%、複勝率51.0%と安定している。また、上がりを要求される馬場だったようで、上がり2位以内【10-6-4-7】勝率37.0%に対し、同3位以下【2-6-8-107】勝率1.6%と差は歴然。今週はAコース最終週、この傾向には引き続き注目したい。

【ダート】
☆枠順
1枠【5-0-1-11】、8枠【4-1-3-14】など極端な枠が有利。ダートらしい傾向で、いずれも逃げた馬が2勝ずつ挙げている。一方、中枠の5枠は【0-0-0-21】、3枠【0-0-0-18】で、いずれもからっきし。上位人気馬も入っており、枠による成績に偏りはあったようだ。

☆脚質
逃げ【5-1-1-6】、先行【2-8-6-26】から前有利。特に逃げ馬は6番人気以下2勝と穴馬も好走しており、逃げが強い馬場だった。追込は【2-0-1-48】で、勝ち鞍が出ていて悪くはないが、逃げや先行に比べるとやや苦戦傾向だった。

☆その他
エーピーインディ系の種牡馬産駒が【3-4-1-14】。なかでもシニスターミニスター産駒は【0-3-1-4】で勝ちこそないものの好走率が高い。何度か紹介している同産駒だが、ダートなら概ねどんな条件でも走ってくる傾向にある。京都の通算成績は【52-40-33-360】で単回収率158%は全場トップ。今週も出走があり、単勝を仕込むのも面白そうだ。

【傾向まとめ】
・芝：外枠有利。上位人気馬が活躍、上がりが要求される馬場。
・ダート：極端な枠、前有利。シニスターミニスター産駒は京都ダートで妙味あり。