【中央競馬】新潟競馬場、先週10月14、15日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の新潟競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・京都・新潟での3場開催。ここでは先週の新潟競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。なお、特殊条件の直線競馬は除く。
【芝】
☆枠順
2枠が【2-1-3-9】複勝率40.0%、14番人気1着、12番人気2着、15番人気3着と大穴が3頭絡み、単複回収率は大幅なプラス域となった。傾向としては開幕週らしく内有利。特に内回りは1~4枠【3-3-2-15】に対し、5~8枠は【1-1-3-26】と明確な差があった。外回りは直線勝負傾向もあって、7~8枠【2-3-0-18】と外からでも勝負になっていた。
☆脚質
差し【4-5-4-40】連対率17.0%と高水準。外回りなら【3-3-2-22】と特に良かった。内回りでは先行【2-2-2-9】複勝率40.0%と前目の馬に分があった。外回りでは差し有利、内回りでは先行有利と覚えておきたい。また、逃げは【1-0-1-7】と開幕週で前意識が強かったのか、案外な成績だった。
☆その他
単勝オッズ30.0~99.9倍の馬が【2-2-1-30】とよく馬券に絡んでいた。馬券絡み5頭のうち3頭は外回りコースで上がり最速をマークしていた。今週も外回りの差し追込馬は要警戒だ。また、3場開催でローカルを主戦とする若手などの騎手が多いことも、予想を難しくしているのかもしれない。
【ダート】
☆枠順
8枠【2-2-4-14】複勝率36.4%、4枠【2-2-1-12】同29.4%など中~外枠にかけて優勢だった。一方、3枠【0-0-3-12】は連対なし、1~3枠で見ても【1-4-3-33】と1勝のみでダートの定石通り、内枠はイマイチな結果だった。
☆脚質
先行【7-6-5-17】連対率37.1%、逃げ【3-2-3-7】同33.3%と逃げ先行が圧倒的優勢だった。ダートでは周知の傾向ではあるが全11戦のうち10勝が逃げ先行と極端な結果であり今週以降も注意したい。対して追込【0-0-1-39】と後方からではノーチャンスだった。
☆その他
栗東所属馬が【6-6-6-47】連対率18.5%、複勝率27.7%で、美浦所属馬【5-5-5-60】同13.3%、20.0%と比べ優勢だった。20年以降の新潟開催のダート成績を見ても関西馬は連対率18.6%、関東馬は同11.6%と西高東低。また、この傾向は芝コースでも共通している。
【傾向まとめ】
・芝:内回りを中心に内枠有利、脚質は内回りは先行、外回りは差し優勢。単勝30.0~99.9倍の馬が外回りコース中心に活躍。
・ダート:中~外枠、前有利。新潟では栗東所属馬>美浦所属馬の傾向あり。
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