【中央競馬】京都競馬場、先週10月14、15日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の京都競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・京都・新潟での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順・馬番、脚質・位置取りの観点からまとめる。
【芝】
☆馬番
土日通して少頭数のレースが多かった京都芝。内・外回りで傾向はよく似ていて、枠別では7枠【4-3-1-9】複勝率47.1%が出色だったが、馬番では6~10番【7-5-5-24】同41.5%が好走ゾーンだった。頭数の少なさも加味すると、真ん中より外目の馬番から好走馬が出ていたようだ。11番以降は【0-2-0-17】。大外はさすがに分が悪かった。
☆脚質
逃げ【6-1-0-5】、先行【5-6-5-26】と前の馬の天下。ただ、逃げ切りは2歳戦で頻発していた。差し・追込は【1-5-7-53】といまいち勝ち切れない。稍重以下で開催されたことで、前に届かないケースが多かった。
☆その他
ミスタープロスペクター系の種牡馬の産駒が【6-1-2-13】と12戦で6勝。なかでも、キングカメハメハとその直仔の産駒は【5-1-1-9】と大活躍だった。キングカメハメハ産駒の通算成績を見ると、京都芝×川田将雅騎手は【29-12-9-56】勝率27.4%、複勝率47.2%、単回収率144%と黒字域。そのほかロードカナロア産駒も同条件で【5-7-2-9】複勝率60.9%と好成績だ。キンカメ系×川田将雅騎手にこれからも注目したい。
【ダート】
☆枠順
7、8枠以外が健闘しており、特に6枠は【5-2-2-10】複勝率47.4%と優秀だった。一方、7枠【0-1-0-18】同5.3%、8枠【0-2-2-18】同18.2%と外枠劣勢。日曜は重馬場での開催だったため、内から距離ロスなく前に行ける馬が有利だったようだ。
☆位置取り
12戦して4角2~5番手【7-6-7-32】複勝率38.5%から前有利。6番手以下【2-3-4-61】同12.9%と後ろも健闘していた。ただし、重馬場の日曜だけで見ると4角6番手以下は【1-2-1-30】とやはり前には及ばなかった。
☆その他
ドレフォン産駒などのストームバード系種牡馬の産駒が【5-2-6-9】勝率22.7%、複勝率59.1%と大活躍。この系統の種牡馬は力のいる馬場に強い傾向で、この週も良馬場【3-1-3-3】に対し、重馬場【2-1-3-6】と、どちらも優秀だったが、前者の方がより良かった。今週も良馬場で開催されるなら注意しておきたい。
【傾向まとめ】
・芝:中~外、前有利。キンカメ系×川田将雅騎手が京都芝と好相性。
・ダート:外不利、前有利。ストームバード系種牡馬の産駒は力のいる馬場が狙い目。
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