【中央競馬】東京競馬場、先週10月7~9日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の東京競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・京都・新潟での3場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、位置取りの観点からまとめる。
【芝】
☆馬番
一桁馬番が【15-11-14-113】勝率9.8%、複勝率26.1%に対し、二桁馬番が【2-6-3-53】勝率3.1%、複勝率17.2%と、開幕週だけあって、内側がやや優勢。レースを見ていても、大外一気よりは内から押し切る場面が多かった。今週も似たような局面が多くなることが予想される。
☆位置取り
先行・差しが好成績。なかでも4角3~9番手は17戦して【15-11-10-85】と馬券絡みの大半はやや前~中団の馬で占められていた。一方、同10番手以下は【0-3-3-52】で、後ろすぎると届かなかった。
☆その他
やはりというべきか、C.ルメール騎手が【4-2-4-4】勝率28.6%、複勝率71.4%と素晴らしい成績を残した。同騎手はどういう条件でも買えるところが強み。特に面白いのは、乗り替わりでも買える点。JRA全場での通算成績を見ると、継続騎乗【322-245-175-577】勝率24.4%、複勝率56.3%、単回収率65%に対し、乗り替わり【594-416-297-1454】勝率21.5%、複勝率47.3%、単回収率93%で、成績は落ちない上、回収率が上がる。ほかの騎手ではなかなかこうはいかないため、覚えておきたい。
【ダート】
☆枠順
1~4枠【6-5-8-102】勝率5.0%、複勝率15.7%に対し、5~8枠【12-13-10-109】勝率8.3%、複勝率24.3%と外枠有利。なかでも5枠は【5-3-2-26】とトップの勝ち星を挙げた。一方、4枠【1-1-2-30】など、内枠から好走馬は出るが、勝利数は少なかった。セオリー通りの馬場だったようだ。
☆脚質
逃げ【4-2-3-9】勝率22.2%、複勝率50.0%と出色。先行【9-9-3-43】複勝率32.8%も含め、前が有利だった。追込は【1-0-3-79】。唯一勝ったタイセイキューティはダートに替わってから負けなしの一頭で、例外と見ていい。基本的には追込馬にきつかった。
☆その他
キズナ産駒が【3-1-0-4】と活躍。通算成績を見ると、母父がノーザンダンサー系の馬だと好走率が高く、なかでも母父クロフネは【13-10-10-88】複勝率27.3%、単回収率は181%と妙味もある。ほかにも父キズナ×母父ノーザンダンサー系で活躍している馬は多く、見つけたら狙いたい。
【傾向まとめ】
・芝:内、前~中団有利。C.ルメール騎手が活躍、乗り替わりで特に注目。
・ダート:外、前有利。父キズナ×母父ノーザンダンサー系が好配合。
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