【中央競馬】中山競馬場、先週23,24日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の中山競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山・阪神での2場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆馬番
6番が【3-1-0-8】勝率25.0%、単回収率388%と目立っており、隣の7番も【2-2-0-8】勝率16.7%。中目の馬番が優秀だった。一方で1、2番ともに【0-1-1-10】複勝率16.7%と奮わず。Cコース初週で内有利が予想されていたが、日曜の昼まで道悪馬場だったため、有利な馬番が外にズレたと考えられる。
☆脚質
逃げが【2-4-2-5】連対率46.2%と他を圧倒。先行も【6-4-7-28】同22.2%と水準以上で前有利だった。追込は【0-3-0-46】と苦戦。道悪のセオリー通りといった傾向であった。今週末も天気が崩れる可能性はありそうで、引き続き前の脚質の馬に注意したい。
☆その他
ミスタープロスペクター系が【4-4-1-24】4勝を挙げ単回収率405%を記録。12番人気や8番人気など穴馬も激走した。同種牡馬系の2018年以降の中山芝成績を馬場状態別に比べると、良馬場が複勝率22.6%に対し、稍重~不良が同25.1%と道悪の方が若干だが好成績。道悪でパフォーマンスを上げることを覚えておきたい。
【ダート】
☆枠順
7枠【4-3-1-14】連対率31.8%と抜けた成績。5枠から外は全て複勝率20%を上回っており外目有利と言える。一方、1枠【0-1-1-14】、2枠【1-0-1-14】と凡走が目立ち、ダートらしく内枠は割引だった。
☆脚質
先行が【10-5-4-22】でダート11戦中10勝を占めた。逃げも【0-3-0-9】で連対率は25.0%と次いで良く、前方有利。2日通して道悪馬場となっており、前が止まりにくかった。その中で先行馬が目立っていたのは先行馬が平均4.5人気と実力馬が揃っていたからだろう。一方、差しは【1-1-4-46】で連対はわずか2頭のみだった。
☆その他
道悪馬場で脚抜きが良いからか、前走芝からの転戦組が好走傾向にあった。最低限の能力を担保する意味で前走着順を8着以内に絞ると【2-1-2-4】で複勝率は55.6%を記録していた。今週も天気が崩れる可能がありそうで、この仮説を実践する機会があるかもしれない。
【傾向まとめ】
・芝:中目、前有利。道悪でも好走傾向のミスタープロスペクター系が活躍。
・ダート:外目、前有利。道悪馬場で前走芝からの転戦組が好走傾向(前走8着以内)。
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