【中央競馬】阪神競馬場、先週9月23,24日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の阪神競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山・阪神での2場開催。ここでは先週の阪神競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆馬番
~9番が【10-10-11-72】複勝率30.1%に対し、10番~【2-2-1-35】同12.5%と内が有利。内回りだと~9番【6-7-6-42】同31.1%なので、わずかに内回りの方が内有利傾向が強かった。この辺りはセオリー通りと言える。 枠で見ると3枠が【4-2-1-9】勝率25.0%、単回収率878%と妙味もあった。
☆位置取り
4角3番手以内が【5-5-7-26】。芝は計12戦だったことから馬券絡みの半分はここから出ている。逃げは【0-3-4-5】と勝利こそないが、馬券によく絡んだ。一方、4角8番手以下は【1-1-2-49】複勝率7.5%と後ろは厳しい。セオリー通り、内前有利の馬場だったようだ。
☆その他
ハーツクライ系種牡馬の産駒が【2-2-2-8】。なかでもスワーヴリチャードの産駒が【1-1-2-0】と大活躍した。なお、ハーツクライ産駒の芝通算成績を見ると、9月は【98-82-82-599】勝率11.4%、複勝率30.4%でいずれも各期間でトップ。ドレフォン産駒と同様に9月が狙い時となっている。
【ダート】
☆枠順
8枠【1-5-2-13】など外枠有利。ダートらしく素直な傾向だったようだ。一方、内~中枠はからっきしで、なかでも2枠は【1-0-0-14】と苦しかった。そのほか4枠【0-1-1-16】も苦戦していた。
☆位置取り
ダートは11戦して、4角4番手以内が【9-6-4-33】。同8番手以下は【1-3-2-58】で、やはり前有利、後ろ不利だった。逃げ1勝に対し、先行8勝。芝も逃げきれていないことから、風の影響も少なからずあったかもしれない。
☆その他
種牡馬や騎手成績に、これといった偏りはなかった。しかし、馬体重を見ると480kg以上が全11勝。着度数は【11-6-6-54】で、馬格がある方が有利だったようだ。相応に力を要する馬場だったと見ていい。
【傾向まとめ】
・芝:内前有利。ハーツクライ産駒は9月が狙い時。
・ダート:外枠、前有利。馬体重480kg以上の馬しか勝っていない。
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