【中央競馬】中山競馬場、先週16~18日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の中山競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山・阪神での2場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆馬番
芝17戦のうち、1~6番が【11-9-9-73】単勝回収率106%から、内有利傾向。なかでも2番【3-2-2-10】連対率29.4%、6番【2-3-3-9】同29.4%などが好成績だった。一方で12~16番は【1-3-1-36】と馬券内わずか5頭、複勝回収率30%と外は凡走傾向。特に12番が【0-0-0-11】と全滅していた。今週はCコース替わり初週で、この傾向は続きそうだ。
☆脚質
先行【10-8-9-35】複勝率43.5%と抜群。次いで逃げ【1-4-1-13】同31.6%から前有利と判断。複勝回収率も先行94%、逃げ93%と悪くなかった。一方で差しは【5-5-6-59】と一見健闘していたが、平均人気6.4に対し平均着順6.8とやや落ち、複勝回収率もわずか43%だった。内有利傾向も相まった結果だろう。
☆その他
上がり最速が【11-3-2-5】勝率52.4%と中山らしからぬ数値。詳しく見ると、日曜最終レースから残りの7戦全てを上がり最速馬が勝利しているのが目に付いた。特に月曜は直線の追い風が強かったため、上がりは出やすかった。風向きも含め、馬場も上がりが出やすかった可能性はある。今週末は風向きや馬場の確認、から始めた方がいいだろう。
【ダート】
☆枠順
8枠【4-3-5-24】複勝率33.3%と全枠トップで複勝回収率も122%と人気以上の好走が目立った。5、6枠も4勝ずつ挙げており中~外枠有利傾向。一方、1~4枠は【6-6-9-91】複勝率18.8%と若干だが悪め。しかし、嫌われやすいこともあり複勝回収率は90%と悪くなかった。内枠を苦にしない馬を狙えるなら妙味は大きいかもしれない。
☆位置取り
4角2番手以内【10-7-5-22】複勝率50.0%で前有利傾向。同5番手以下となると【3-5-9-150】で同10.2%とかなり厳しかった。ここはダートの定石通り、位置取りの上手な馬・騎手を狙っていくべきだろう。
☆その他
藤田菜七子騎手が【2-2-0-3】と大活躍。前有利傾向も味方したのか軽斤量を生かした逃げ戦法が刺さっていた。同騎手以外でも減量騎手の逃げ馬は注目だ。一方で、横山武史騎手は【1-0-0-6】と不振。平均人気3.3に対し平均着順8.7と人気を裏切ることが多かった。
【傾向まとめ】
・芝:内番、前有利。上がり最速馬の活躍が目立つ。風向きや馬場に注意。
・ダート:中~外枠、前有利。藤田菜七子騎手など、減量・女性騎手の逃げ馬に注目。
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