【中央競馬】中山競馬場、先週9月9,10日のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

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先週の中山競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は中山・阪神での2場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の中山芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
3枠【2-1-3-8】などを中心に内枠有利。開幕週、小回りの中山だけあって、傾向通りの結果が出たようだ。ほかの枠は概ね横並びだが、4枠は【1-0-0-14】で1着馬1頭だけに留まった。

☆位置取り
4角4番手以内【9-8-7-30】勝率16.7%、複勝率44.4%と前有利。こちらもセオリー通りと見ていい。同7番手以下だと【1-2-4-55】複勝率11.3%。勝ったのは紫苑Sで馬群を捌いてきたモリアーナのみで、よほど能力がなければ、後ろから勝ち切るのは難しい。

☆その他
エピファネイア産駒【2-0-1-1】、モーリス産駒【1-1-0-3】など、ロベルト系が【3-2-1-8】と奮闘。エピファネイア産駒の中山芝の通算成績を見ると、2000m以上【23-14-16-105】勝率14.6%、複勝率33.5%に対し、2000m未満【19-13-19-192】勝率7.8%、複勝率21.0%。大きな差があることを覚えておきたい。そのほか、7番人気以下は【0-2-2-62】と苦戦を強いられた。特別戦を中心に頭数が少ないレースが多かったのも要因だろう。


先週の中山ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
1~4枠【3-6-4-61】勝率4.1%、複勝率17.6%に対し、5~8枠【8-5-7-61】勝率9.9%、複勝率24.7%と外枠有利。なかでも8枠【4-0-1-17】、5枠【2-3-2-12】が好調だった。

☆位置取り
4角3番手以内【9-5-6-21】勝率22.0%、複勝率48.8%と前有利。なお、同5番手以下は【1-5-4-93】複勝率9.7%と劣勢で、同8番手以下までいくと【0-3-1-69】で勝ち馬すらいなくなる。重馬場開催だった土曜は特に後ろが厳しく、4角で前にいないと苦しい状況だった。

☆その他
種牡馬、騎手のなかで目立つ成績はなかった。ただ、調教師別成績を見ると、相沢郁厩舎が【2-0-1-1】単回収率1832%。6番人気、12番人気の馬が穴を開けた。同厩舎のダート通算成績を見ると、中山での勝ち鞍が圧倒的に多い。ちなみに妙味があるのは福島で、単回収率は167%ある。

【傾向まとめ】
・芝:内枠、前有利。エピファネイア産駒は中山芝2000m以上で好成績。
・ダート:外枠、前有利。相沢郁厩舎は中山、福島のダートで狙える。

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