【中央競馬】阪神競馬場、先週9月9,10日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の阪神競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山・阪神での2場開催。ここでは先週の阪神競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
内・外回りどちらも基本的には内枠有利の傾向。ただし、内回りは6枠も【5-0-0-5】と凄まじかった。外回りは1枠が【0-0-0-5】で、2~4枠【3-1-4-7】で複勝率50%超え。外回りは少し中に好走ゾーンが寄っていた印象だ。
☆脚質
逃げ【5-0-0-7】単回収率1074%。テイエムスパーダの逃げ切りなどが高回収率に繋がった。外回りでも2回逃げ切っているところを見ると、開幕週の馬場が後押しをしていたようだ。全体的には、内回りは前がやや有利、外回りは脚質の有利不利がなかった。
☆その他
少頭数のレースが多かったこともあり、5番人気以内の馬が12戦して【11-11-7-31】と連対馬のほとんどはここから出ていた。また、ルーラーシップ産駒などのミスタープロスペクター系種牡馬の産駒が【0-2-0-23】と不調。ルーラーシップ産駒の芝通算成績を見ると、9月は【29-27-49-269】勝率7.8%(全体勝率8.8%)とあまり振るわず、阪神の9月芝では【2-5-5-56】勝率わずか2.9%と苦戦している。この時期の同産駒は避けたい。
【ダート】
☆枠順
1枠【0-0-2-10】で最内枠は低調。それ以外はほとんど横並び。強いて挙げるなら4枠が【2-1-1-10】とそこそこの数字を出していた。
☆脚質
逃げ【2-2-0-7】複勝率36.4%、先行【4-5-8-24】同41.5%から、ダートらしく基本的には前有利。差しは【4-3-2-23】同28.1%と健闘していたが、追込は【1-0-0-38】同2.6%でほとんど馬券に絡んでいなかった。
☆その他
ドレフォン産駒【2-0-1-4】単回収率421%と妙味があった。阪神では【37-20-25-187】勝率13.8%で、勝ち鞍が一番多く、得意舞台と言える。回収率の面でデータを探ると、4歳馬は【27-13-21-141】単回収率123%で、ベタ買いでも黒字域。また、9月は【12-7-9-32】勝率20.0%、単回収率148%とまさに今が買い時だ。
【傾向まとめ】
・芝:内回りは内枠、前有利。外回りは内枠有利、脚質の有利不利なし。9月阪神のルーラーシップ産駒は割引。
・ダート:1枠不利、前有利。ドレフォン産駒は9月が買い時。
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