【中央競馬】小倉競馬場、先週8月26,27日のレース傾向まとめ

SPAIA編集部

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先週の小倉競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は札幌・新潟・小倉での3場開催。ここでは先週の小倉競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の小倉芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
どの枠からでも勝ち馬が出ているが、6枠【4-1-0-21】単回収率300%など外めの枠が有利。一方、1枠は【1-0-0-17】で、勝ったのは単勝オッズ3.6倍の人気馬だった。敗れた上位人気馬が多かったところを見ても、内枠は不利だったと見てよさそうだ。

☆位置取り
4角3番手以内が【6-9-6-29】複勝率42.0%と前有利。ただ、4角4~8番手からでも【8-2-7-52】同24.6%と健闘しており、中団から運んだ馬にもチャンスはあった。4角9番手以下までくると【0-3-1-66】。中団より後ろはさすがに厳しかった。

☆その他
秋山真一郎騎手が【2-0-1-3】単回収率はなんと1025%とかなり妙味があった。芝の通算成績を見ると、4番人気【44-61-57-374】勝率8.2%、複勝率30.2%に対し、5番人気【59-54-64-410】勝率10.1%、複勝率30.2%と、後者の方がよりいい。単勝オッズ10倍台だと【108-115-148-1027】単回収率108%と、中穴どころで輝く。穴党の強い味方になってくれる騎手だ。


先週の小倉ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
8枠を除いてどの枠からでも複数の好走馬が出ている。特に2枠は【3-0-1-10】単回収率1392%で、人気薄が複数勝利した。一方、8枠は【0-0-0-18】で外枠は割引だった。

☆位置取り
4角3番手以内が【7-7-4-18】で複勝率50.0%と圧倒的に前有利。直線で前にいれば半分が馬券に絡んでいた計算になる。直線が短いコース、坂がないことなどがこの傾向に拍車をかけたようだ。同10番手以下は【0-0-2-46】で連対もなくなる。セオリー通りの馬場だった。

☆その他
田口貫太騎手が【1-2-2-3】と健闘。ダートでは通算で10勝しかしていないが、3番人気以内の馬に騎乗した際は【6-7-3-3】連対率68.4%、複勝率84.2%とかなり信頼度が高い。特に1番人気は【5-3-1-0】で複勝率100%だ。なお、5番人気以下は【1-3-6-139】複勝率6.7%で、芝もほとんど同じ傾向。買い時がはっきりしている騎手だ。

【傾向まとめ】
・芝:外枠、前有利。秋山真一郎騎手は中穴で信頼。
・ダート:外枠不利、前有利。田口貫太騎手は3番人気以内で買い、5番人気以下で消し。

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