【中央競馬】新潟競馬場、先週8月26,27日のレース傾向まとめ 

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先週の新潟競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は札幌・新潟・小倉での3場開催。ここでは先週の新潟競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。なお、新潟競馬場では特殊な条件になる芝1000m戦を除いて紹介する。

先週の新潟芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
5枠【2-3-2-15】、3枠【1-3-3-13】を中心に中枠有利。外枠も7、8枠がそれぞれ3勝を挙げており悪くない。一方、1枠【0-1-1-16】など内枠は不調。開催後半だけあって、外へ好走ゾーンがシフトしているようだ。なお、内・外回りどちらも同じ傾向だった。

☆位置取り
12戦して、4角7番手以下【5-7-5-81】と、3着内の約半分が中団~後方から来ていた。同3番手以内が【3-3-3-38】と不調で、開催が進み前の優位性が薄れてきたようだ。こちらも内・外回り共通している。今週は開催最終週。差し追い込みがバシバシ決まることを考慮して予想したい。

☆その他
エピファネイア産駒が【3-1-0-5】で単回収率182%と妙味もあった。同産駒の通算成績を見ると、右回り【164-164-162-1402】勝率8.7%、単回収率85%に対し、左回り【130-120-96-872】勝率10.7%、単回収率100%とやや左回りに分がある。距離別成績では、左回りの1600m戦で【43-34-23-248】勝率12.4%、単回収率150%と黒字域だ。1400m以下では好走率が落ちるが、父のイメージ通り、1600m以上が好走率が高くなる傾向にあることは覚えておきたい。


先週の新潟ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
6~8枠が複数勝利を挙げており、外枠有利。特に8枠は【2-2-3-13】と好成績だった。1枠【1-1-1-7】は悪くないが、3枠は【0-0-1-16】と凹んでいた。内訳を見ると、中団以下から進めて惨敗した馬が多く、位置取り争いで後れをとり、結果散々だったようだ。

☆位置取り
芝とは異なり、4角3番手以内【5-7-3-19】と前有利で、同9番手以下【1-1-0-52】。ダートのセオリー通りの傾向で、クラスが上がっても状況は変わらなかった。

☆その他
ミスタープロスペクター系種牡馬の産駒が10戦して【5-1-3-41】。なかでも2週前に【2-2-0-2】と活躍したホッコータルマエ産駒が、先週も【1-0-1-1】と健闘した。10番人気の馬が穴を開けており、今週も見かけたらマークしておきたい。

【傾向まとめ】
・芝:内・外回り共通して、中枠、後ろ有利。エピファネイア産駒は左回りのマイル以上が◯。
・ダート:外枠、前有利。ホッコータルマエ産駒が引き続き好調。

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