【中央競馬】札幌競馬場、先週8月26,27日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の札幌競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は札幌・新潟・小倉での3場開催。ここでは先週の札幌競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆馬番
1~9番が【12-9-8-88】と全14戦で12勝を挙げ、単勝回収率も101%と黒字域、内~中有利傾向だった。レースは内が空けられており、外枠の馬は大きく外を回す場面が多かった。実際、10~16番は【2-5-6-45】で勝率3.4%と勝ち切れなかった。
☆位置取り
4角3番手以内【11-9-7-25】連対率38.5%、単複回収率も黒字域と悪い数字が一つもなく4角位置前めは必須だった。内馬場は傷んでおり、後方になるほど悪い進路を取ることになった影響か。4角8番手以下となると【0-2-0-70】で勝負にならなかった。
☆その他
ハービンジャー産駒が【1-2-2-2】と大活躍で単回収率687%、複回収率334%と妙味もあった。今開催序盤は時計が速く、ハーツクライやディープインパクトらの系統の好走が目立っていたが、馬場が荒れたことで本領を発揮。今週も出番がありそうだ。
【ダート】
☆枠順
4~5枠が【6-0-3-27】勝率16.7%で全10戦中6勝。単回収率も220%と黒字安定で中枠優勢と言える結果だった。一方、1~2枠は【0-3-0-16】と勝ち星なしで、開催全体を通して不利傾向。
☆位置取り
4角2番手以内【9-5-1-9】半数以上が連対しており、4角先頭付近は必須だった。これは開催全体を通しての傾向にも一致しており、逆らいづらい。4角7番手以下までさがると【0-1-0-58】でどうにもならない状態。内枠が厳しい結果なのも4角で位置を上げにくいからと捉えれば辻褄が合う。
☆その他
中2週の出走馬が【4-3-1-14】と他間隔よりも目立って好成績。該当馬全てが前走札幌であり、滞在競馬のラストとして狙いを定めてきた陣営が多いのだろうか。出走馬を見る際は気にしておきたい。
【傾向まとめ】
・芝:内~中有利。4角で3番手以内は欲しい。荒れた洋芝でハービンジャー産駒の本領発揮。
・ダート:中枠有利。4角2番手付近は必須。開催ラストに向け中2週での出走馬が好走傾向。
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