【中央競馬】新潟競馬場、先週8月19,20日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の新潟競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は札幌・新潟・小倉での3場開催。ここでは先週の新潟競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。なお、新潟競馬場では特殊な条件になる芝1000m戦を除いて紹介する。
【芝】
☆枠順
8月12、13日の週は1枠が【3-3-1-11】で、内回りは中枠有利、外回りは内枠有利だったが、先週は1~3枠【2-3-3-47】複勝率14.5%に対し、6~8枠【6-5-8-56】同25.3%と外枠有利にシフトした。特に内回りは外有利の傾向が強く、1~3枠で勝ち馬0に対し、4枠以降は7勝を挙げていた。
☆脚質
8月12、13日の週は内回りでも差しが5戦3勝と健闘していたが、先週の内回りは逃げ【2-0-4-1】複勝率85.7%、先行【2-6-2-13】同43.5%と前が圧倒的に有利だった。外回りは差しが良く、【3-2-2-19】複勝率26.9%と活躍。逃げは【0-0-0-5】と馬券に絡めなかった。
☆その他
戸崎圭太騎手の【2-2-0-1】もよかったが、津村明秀騎手が【3-0-1-6】勝率30.0%、単回収率184%と活躍。津村明秀騎手の芝の通算成績を見ると、新潟では【82-89-93-833】複勝率24.1%。芝の321勝のうち、1/4は新潟で挙げており、複勝率も全場でトップだ。なかでも短距離戦が良く、1000m戦は【15-14-9-112】勝率10.0%、単回収率142%で妙味があり、1400m戦は【16-15-13-101】勝率11.0%、複勝率30.3%と馬券内率が高めだ。
【ダート】
☆枠順
8月12、13日の週と同様に、1~4枠【1-4-1-55】複勝率9.8%に対し、5~8枠【8-5-8-51】同29.2%と、明らかに外有利の傾向が継続している。
☆位置取り
8月12、13日の週は4角6番手以内【7-9-8-35】、同7番手以下【2-0-1-73】と前有利。先週は4角6番手以内【6-9-4-43】に対し、同7番手以下【3-0-5-63】と少しは後方勢も盛り返してきたが、まだ前有利は継続している。
☆その他
ホッコータルマエ産駒が【2-2-0-2】単回収率451%と大暴れ。同産駒のダート通算成績を見ると、単勝オッズ10倍台の馬にツボがあり、なかでも15.0~19.9倍は【6-9-16-63】複勝率33.0%、単回収率101%、複回収率126%となかなかいい数字を記録している。多少人気がなくても狙えることを覚えておきたい。
【傾向まとめ】
・芝:全体的に外枠有利。内回りは前、外回りは差し健闘。津村騎手は新潟短距離で狙える。
・ダート:外前有利の傾向が継続。中穴のホッコータルマエ産駒◯。
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