【中央競馬】中山競馬場、昨年同時期のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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昨年同時期の中山競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は阪神・中山での2場開催。ここでは昨年同時期(22年9月10日~9月19日の開催5日分)の中山競馬場の傾向を、枠順、位置取りの観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
6~7枠【14-7-4-78】は29戦で14勝、連対率は20%を超えた。一方で1枠が【1-2-3-29】同8.6%と奮わずで内枠不利傾向。小回りの開催序盤で内有利が定石ゆえに、内に切り込む馬たちにポジションを奪われるリスクは大きそうだ。内枠の取捨は慎重にしたい。
☆脚質
先行が【21-16-12-58】複勝率45.8%と出色。中山の開催序盤らしく先行有利だった。だが、逃げは【3-4-2-20】同31.0%と悪くはないものの先行ほどの勢いはない。前有利が明白でマークは厳しく、その割に売れるので妙味がない状態だった。その点は留意したい。
☆その他
シルバーステート産駒が【4-0-0-4】で単回収535%と妙味あり。7人気1勝、5人気2勝と中穴が活躍していた。今年デビュー組が3世代目と数は少ないが、芝通算勝率は全場9.1%に対し中山14.9%と全場で最も高く、このデータは頭に入れておきたい。
【ダート】
☆枠順
7枠が【6-4-6-41】で最多の6勝、複勝率は28.1%。突出した枠はなく、4~7枠が複勝率30%前後で横並びだった。一方で2枠【1-1-2-35】同10.3%といったように内枠不利。これに関してはダートの定石でもあり、逆らう必要もなさそうだ。
☆脚質
逃げは【12-3-3-13】勝率38.7%、単回収182%。ベタ買いしてもプラスになるぐらい逃げ有利だった。特筆すべきは勝ち切りが多い点で、単系馬券で頭を狙ってみたくなる。一方、差しは【3-4-7-111】複勝率11.2%と、中団以降は厳しいデータだった。
☆その他
三浦皇成騎手が【4-0-0-4】と少ない騎乗数ながら勝ち切っていた。同騎手は22年のダート33勝の内、16勝を中山で挙げており、勝率も全場トップの15.8%だった。今週も騎乗機会があり、しばらく狙ってみたい存在だ。
【傾向まとめ】
・芝:内枠不利傾向、脚質は先行有利も逃げは案外。シルバーステート産駒の中山芝成績が抜群で妙味◎。
・ダート:内枠不利、狙いは中~外枠。逃げ切り目立つ。三浦皇成騎手に注目。
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