【中央競馬】小倉競馬場、昨年同時期のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

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先週の小倉競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は札幌・新潟・小倉での3場開催。ここでは昨年同時期の小倉競馬場の傾向を、枠順、位置取りの観点からまとめる。なお、データは開催序盤に当たる、昨年の3回小倉1~2週目(2022年7月2日~2022年7月10日)を参考にしている。

先週の小倉芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
枠だけで見ると、6枠が【6-5-4-26】複勝率36.6%と高い。一方、1枠【2-1-1-29】勝率6.1%、8枠【1-3-9-39】同1.9%といった極端な枠は不振。馬番で見ても、1番【1-1-0-24】複勝率7.7%、2~8番【18-18-15-125】同29.0%、9~14番【7-7-7-77】同21.4%、15番~【0-0-4-22】同15.4%。やはり中目がよさそうだ。

☆位置取り
開催序盤だけあって、逃げ【5-2-1-20】複勝率28.6%、先行【14-17-15-45】同50.5%と前が有利。4角位置での成績は、3番手以内【18-15-11-48】複勝率47.8%だったが、7番手以下だと【2-3-3-151】同5.0%。中団より前で競馬しなければ馬券に絡むのも厳しかった。

☆その他
川田将雅騎手が【4-6-1-2】連対率76.9%という凄まじい成績を残していた。夏男というべきか、過去5年、7、8月の芝全場成績では複勝率60%オーバーとなっている。特に8月は勝率36%で、全期間中トップ。これからは頭で狙いたい。また、ハーツクライ産駒は【0-0-1-12】と不調。3着に入ったのも6頭立てのレースだけだった。


先週の小倉ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
こちらも6枠が【6-4-3-25】複勝率34.2%と好成績。ただ、ほかの枠からも好走馬が出ており、ほとんど横並びだ。枠に関してはフラットだと考えてよさそうだ。

☆位置取り
芝以上に前有利の傾向。ダートは19戦あったのだが、4角2番手以内【12-11-3-18】複勝率59.1%に対し、4番手以下【3-4-12-172】同9.9%。天と地ほどの差があった。勝ち負けするには、とにかく前に行くしかなかった。

☆その他
単勝オッズ20倍以上の人気薄は【0-6-3-125】と苦戦した。複勝回収率も62%と赤字で、おすすめはできない。無難に人気上位馬を中心に馬券を組みたい。また、シニスターミニスター産駒が【3-0-0-3】と活躍。同産駒の通算成績を見ると、7、8月はいずれも勝率13.2%で全期間中トップ。どうやら暑さに強い産駒のようだ。

【傾向まとめ】
・芝:極端な枠は不利、前有利。夏の川田将雅騎手は買い。
・ダート:枠の有利不利なし。前有利。シニスターミニスター産駒は夏に強い。

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