【中央競馬】札幌競馬場、先週8月5,6日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の札幌競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は札幌・新潟・小倉での3場開催。ここでは先週の札幌競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
先週までと同様に内枠有利。1枠【3-2-1-11】単回収率464%と、開催が進むことで妙味も出ていた。また、芝の傷みや道悪で多くの枠にチャンスが出てきたが、初角までが短いため、先週に引き続き8枠は【1-2-2-21】と低調だった。
☆位置取り
4角2番手以内が【10-6-3-18】勝率27.0%。全14戦中10勝を占めていた。逆に同6番手以下は1番人気馬の1勝のみであり、4角位置が後方はノーチャンスだった。ただし、道悪巧者の加速に他馬がついていけないという側面はあったので注意は必要。
☆直線のトラックバイアス
前の馬が内に進路を取り、そのまま押し切っていた。日曜終盤にもなると、道悪馬場の影響で内側は大分悪化してきた印象。後半からは、外を伸びてくる馬もチラホラ出てきた。今週は傾向が変わることも考慮した方がよさそうだ。
☆その他
サトノダイヤモンド産駒が【3-0-0-1】と絶好調。同産駒の芝通算成績では、良馬場が【13-12-19-141】勝率7.0%、連対率13.5%に対し、良馬場以外だと【10-6-4-52】勝率13.9%、連対率22.2%と明らかに良くなっており、道悪に強い可能性がある。周知されていない今、先物買いしてみるのも面白い。
【ダート】
☆枠順
1~2枠【0-0-0-20】、3枠も0勝と、目に見えて内枠不利だった。5枠【2-5-2-11】連対率35.0%と目立っていたが、4枠から外はすべて複勝率20.0%以上で、内枠以外ならどこでもチャンスはあった。
☆脚質
差し【5-4-3-46】と全10戦中5勝はここから出ており、差し優勢と考えてよさそうだ。2勝クラスやGⅢエルムSで勝ち馬が出ていることからも、道中が流れる上位クラス帯はこの傾向が強い。しかし、追込脚質のように後ろ過ぎると、コース形態的にも届かないので注意だ。
☆直線のトラックバイアス
差し馬の好走が目立っており、中~外から伸びるケースが多かった。重~不良馬場の影響もあり、今週は冷静に見極めたい。
☆その他
横山武史騎手が【1-1-1-3】と安定。今開催のダート通算では【1-5-4-10】複勝率50.0%、複回収率も110%と黒字域で、勝ち切れてはいないが馬券からは外せない成績だ。
【傾向まとめ】
・芝:引き続き内枠有利、4角2番手付近は必須。サトノダイヤモンド産駒が道悪巧者の可能性。
・ダート:内枠は絶望的。差し優勢。今開催も安定の横山武史騎手。
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