【中央競馬】新潟競馬場、昨年同時期のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

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昨年同時期の新潟競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は新潟・札幌での2場開催。ここでは昨年同時期(芝Aコースで行われた第2回開催、2022年7月30日~8月7日)の新潟競馬場の傾向を、枠順、位置取りの観点からまとめる。なお、以下データは芝1000mを除く。

昨年同時期の新潟芝(A)の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
内回り、外回りで傾向は変わるが、5枠は計【6-7-4-26】複勝率39.5%、複勝回収率137%と好成績。内回りなら、5枠から内が有利、外回りなら5枠から外が有利の傾向だ。開幕週だけあって馬場のどこからでも伸びるが、直線の長さ、コーナー角の関係から、傾向に違いが出ているようだ。なお、1枠は内回りなら【2-0-1-13】と悪くないが、外回りでは【0-1-2-21】と苦戦していた。

☆脚質
計26戦して先行は【12-11-8-73】複勝率29.8%。内・外回り共通して、先行脚質に分があった。逃げは内回りで【3-1-1-5】に対し、外回り【0-4-3-9】、差しは内回りで【2-3-4-46】に対し、外回り【7-5-7-58】と傾向差は顕著。ただし、追込は全体【2-2-3-100】。後ろすぎるとさすがに届かなかった。

☆その他
三浦皇成騎手が【3-3-0-6】と活躍。通算成績を見ると外回りの方が得意のようで、内回り【11-24-11-129】勝率6.3%に対し、外回り【25-22-16-158】同11.3%となっている。外回りのなかでも外目の枠に入ったら要チェック。1~4枠【8-6-5-70】勝率9.0%、複勝率21.3%に対し、5~8枠【17-16-11-88】勝率12.9%、複勝率33.3%と好走率がさらに上がる。また、外回り限定だが、上がり3F1位は【10-8-0-7】勝率40.0%、単勝回収率137%。想像以上に妙味があり、末脚自慢はぜひ単勝で買いたい。


昨年同時期の新潟ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
1枠【0-3-0-15】、2枠【1-2-4-27】など内枠不利。ただ、逃げ・先行馬が固まっていた3枠は【5-2-3-25】。前にいける馬なら、ある程度は内でも勝負になるようだ。一方、8枠は【4-0-3-29】と好成績で、ダートのセオリー通り外枠有利と見る。

☆位置取り
18戦して、4角5番手以内が【17-14-12-58】と前が有利の傾向。同6番手以下では【1-4-6-152】で、4角では前にいないと勝つのは難しい。

☆その他
昨年の新潟リーディング今村聖奈騎手が【3-0-1-7】。同騎手は通算で芝24勝に対し、ダートでは45勝と、後者の方が得意だ。なかでも新潟ダートは【15-8-6-47】勝率19.7%と素晴らしい成績を残している。好走パターンは前につけての押し切りのようだが、不利な差しでも【2-6-1-19】と健闘しており、常にマークしておきたい。ちなみに、前走4角3番手以内なら【12-3-3-11】勝率41.4%、単回収率173%。該当する馬がいたら軸に据えるのも手だ。

【傾向まとめ】
・芝:内回りは内枠、前有利。外回りは外枠有利、差しも健闘。外回り×外枠の三浦皇成騎手に注意。
・ダート:内枠不利、前有利。今村聖奈騎手×前走4角3番手以内は特注。

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