【中央競馬】札幌競馬場、昨年同時期のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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昨年同時期の札幌競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は福島・中京・札幌での3場開催。ここでは昨年同時期(芝Aコースで行われた、2022年7月23日~8月14日)の札幌競馬場の傾向を、枠順、位置取りの観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
1枠【11-8-5-42】、8枠【14-7-6-75】といった極端な枠が勝率10%超え。中枠は5枠【8-5-8-70】勝率8.8%を除いて、軒並み勝率5%前後。特に4枠【4-3-7-74】勝率4.5%、単回収率23%と妙味もなかった。
☆位置取り
逃げ【10-9-6-34】、先行【27-26-30-107】といった前の脚質が複勝率40%オーバー。差し【16-13-16-192】も複勝率19.0%と健闘はしている。しかし追込は0勝。後ろすぎると厳しい。具体的には、57戦して、4角2番手以内【25-25-24-73】複勝率50.3%と馬券内の半分がここから出ていた。同7番手以下だと【7-8-9-291】同7.6%。4角時点で6番手以内にはいないと勝負にならなかったようだ。
☆その他
キズナ産駒が【3-0-4-17】単回収率309%。馬券に絡んだ馬はいずれも2番人気以下で、妙味があった。キズナ産駒の芝通算成績を見ると、札幌での勝率は全場でトップ。札幌のなかでも、1800m以上では勝率16.9%、複勝率33.8%。短距離以外で狙っていこう。
【ダート】
☆枠順
7枠【13-9-8-74】勝率16.5%、6枠【8-7-3-57】同10.7%が抜けていい。ほかの枠はいずれも4勝以下で、勝率も5%程度と低い。特に1枠は【2-0-4-34】と劣勢だ。1枠は避けつつ、勝ち馬は6、7枠から指名したい。
☆位置取り
ダートは40戦あったのだが、【28-28-13-68】連対率40.9%と先行馬が圧倒的。ちなみに逃げ馬は【3-2-5-32】同11.9%と思ったより良くない。4角位置で見ると、4番手以内【34-33-20-96】同36.6%で、連対馬の8割はここから。7番手以下ですら【3-1-7-219】同1.7%とほとんど馬券に絡んでいない。とにかく逃げ馬以外の前を狙おう。
☆その他
北海道開催で活躍することで有名な横山武史騎手だが、この時期では【6-2-4-9】単回収率147%と妙味があった。通算成績で見ると、札幌ダートで先行した場合、【24-17-15-37】勝率25.8%、複勝率60.2%と凄まじい数字を叩き出している。同コースの乗り方をわかっているということだろう。先行してほしい馬に乗っている時は要注目だ。
【傾向まとめ】
・芝:極端な枠、前が有利。キズナ産駒×札幌芝1800m以上が特注。
・ダート:6、7枠、先行有利。横山武史騎手×先行馬=複勝率60%超え!
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