【中央競馬】中京競馬場、先週7月8,9日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の中京競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は福島・中京・函館での3場開催。ここでは先週の中京競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
中めの枠が好調で、なかでも3枠【4-1-1-14】は出色。ほか6枠【3-3-2-12】、7枠【2-2-4-16】も成績がいい。一方、8枠【0-2-2-21】や、1、2枠などの極端な枠は不調だった。
☆位置取り
13戦して、4角4番手以内が【12-6-9-33】複勝率45.0%と前有利。同5番手以下は【1-7-4-95】同11.2%と勝ち切れなかった。また、追込【0-0-2-43】で、後ろすぎると馬券に絡むのも厳しかった。
☆直線のトラックバイアス
外からでも馬券に絡むことはできていた。外が伸びていたとも言えるのだが、距離ロスもあって内に進路を取った馬が有利だった。今週からはBコース替わり。まだ内有利が続くかもしれない。
☆その他
西村淳也騎手が【3-1-0-5】と3勝。芝の通算成績では勝率9.9%、複勝率26.6%と、なかなかのもの。狙いどころは、14頭立て以下(勝率10.8%、30.1%)のレース。なかでも重馬場になると【11-9-10-44】勝率14.9%、複勝率40.5%と好成績になる。また、芝通算での枠順成績では、5、6枠が勝率10%オーバー。全体的に中めの枠がいい傾向にある。
【ダート】
☆枠順
4枠【3-2-1-12】以降が良く、内は不利。なかでも1枠は人気馬が少なかったこともあり、【0-0-0-17】と絶不調だった。
☆脚質
複勝率だけを見ると、逃げ30.0%、先行31.0%、差し20.0%とこの辺りは対等に渡り合っていた。勝ち切っていたのは先行【5-2-2-20】で、差しも【2-4-5-44】と馬券内に入る馬が多かった。一方、追込は【0-2-2-41】複勝率8.9%と苦戦を強いられた。
☆直線のトラックバイアス
内から4頭ほど空けた位置が伸びていた。後方から伸びる馬も、多くは外ではなく中を通っていた。
☆その他
レース数も少なく、顕著なデータは見当たらなかった。強いて挙げるなら、上がり順位3位以内の馬が【6-6-5-12】勝率20.7%、単回収率119%と好走率、回収率ともに高かった。
【傾向まとめ】
・芝:中枠、前有利。西村淳騎手に注目。
・ダート:内、追込不利。
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