【中央競馬】福島競馬場、先週7月1,2日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の福島競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は福島・中京・函館での3場開催。ここでは先週の福島競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
週中の雨の影響で、稍重馬場からスタートした福島開催週。若干中寄りの内枠が有利傾向。1枠【1-0-2-17】とやや数字が落ちるが、3枠【3-0-1-16】、4枠【3-2-0-16】は好調だった。ほかは6枠【0-1-2-18】が不調だった以外は概ね横並び。今週末は雨が降る見込みで、この傾向が続きそうだ。
☆位置取り
12戦して、逃げ【2-3-1-6】複勝率50.0%、先行【7-7-5-23】同45.2%。明らかに前が有利だ。4角位置で見ても、5番手以内【10-12-6-42】と連対圏のほとんどを占めていた。4角9番手以下は【0-0-4-58】と厳しい。前が止まらない状態だった。
☆直線のトラックバイアス
外はほとんど届かなかった。前で進めた馬が内に進路を取り、そのまま押し切る場面が多かった。内伸びというよりは、脚質の差が出ていた印象だ。
☆その他
サトノアラジンなどのディープインパクト直系の種牡馬が【6-3-5-23】と大活躍。なかでも上がり3F1位の馬は【3-0-4-0】だったところを見るに、上がりを問われる展開が多かったのが好調の要因だろう。
【ダート】
☆枠順
8枠【4-3-0-13】が飛びぬけてよかった。他はほとんど横並びだが、強いて挙げるなら1枠が【0-1-1-10】とやや不調だった。
☆位置取り
芝よりも前有利の傾向。初角位置を見ても前有利は明らかで、初角位置1番手【5-1-1-3】と勝ち馬の半分はここから。同5番手以下ですら【1-4-3-87】と絶不調だった。初角で勝負がつくケースが多かったようだ。
☆直線のトラックバイアス
芝と同じで、前にいた馬が内に進路をとって押し切っていた。馬場が湿っていた分もあるだろう。今週末も同じ傾向が続く可能性は高い。
☆その他
特徴的なデータはなかったが、1~2番人気が【8-2-2-8】と非常に堅かった。土日ともに稍重・重馬場で前有利だった分、前にいける馬に人気が集中したようだ。
【傾向まとめ】
・芝:圧倒的に前有利。ディープインパクト系の種牡馬が上がりを活かして活躍。
・ダート:逃げ5勝と無双。8枠も4勝と活躍。
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