【中央競馬】東京競馬場、先週5月20,21日のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

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先週の東京競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京・京都での2場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。

先週の東京芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
5~8枠【8-6-10-70】複勝率25.5%、1~4枠【4-6-3-58】同18.3%とやや外枠有利。ペースによって有利不利が変わっていた印象だ。

☆位置取り
どの脚質でも勝機はあった。特に4角5~9番手は【6-5-5-39】複勝率29.1%。開幕週に比べて中団から後ろめの馬がよく馬券に絡んでいた。

☆直線のトラックバイアス
土曜は外が伸びていたが、後半のレースからは内も伸びていた。日曜も同様だが、両日ともにハイペースなら内、スローなら外が伸びる傾向で、外すぎるとさすがに届かなかった。今週からCコースに替わる。内ラチが外側に寄ることで、内が伸びると予想する。

☆その他
上がり順位1~2位の馬が【8-6-3-8】と好成績。上がりを求められる馬場だったようだ。他で気になったのは、ハービンジャー産駒を始めとする「ノーザンダンサー系」の馬が【0-0-0-15】と散々だったこと。日本ダービーではハービンジャー産駒のファントムシーフが出走予定だが、この傾向のままだと向かい風になるかもしれない。


先週の東京ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
比較的に成績がよかったのは5枠【2-3-3-16】、よくなかったのは2枠【0-1-3-19】で、若干内枠不利の傾向だが、そこまで大きな差はなかった。

☆位置取り
4角2番手以内が【7-4-1-19】と12戦中7勝を挙げていた通り、前有利。4角10番手以下は【2-1-2-71】複勝率6.6%と、後方の馬は苦戦を強いられていた。

☆直線のトラックバイアス
日曜12Rを除き、稍重で開催された東京ダート。2週間前に引き続き、内有利の傾向で、前に行く馬が内を選択し、そのまま押し切る場面が目立った。その分、後方の馬は外から伸びても届かないケースが多かった。

☆その他
ドレフォン産駒が【1-2-1-5】と好成績。イメージ通り芝よりダートの方が成績がいい産駒だ。東京の通算成績ではダ1600m【13-6-8-66】勝率14.0%、複勝率29.0%と、ダ1400m【7-4-5-41】勝率12.3%、複勝率28.1%がより良い。ちなみに先週馬券に絡んだのは全てダ1600mに出走した馬だった。ほかに気になったのは三浦皇成騎手。平均人気4.7に対し平均7.7着で、着度数は【0-0-2-8】と凡退が多かった。今週の巻き返しに期待したい。

【傾向まとめ】
・芝:やや外枠有利。どの脚質でもチャンスはあるが、上がりを要求される馬場。
・ダート:イン前有利。

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