【中央競馬】京都競馬場、先週5月13,14日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
ⒸSPAIA
先週の京都競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・京都・新潟での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
Bコース初週の京都芝。内回り外回り、どちらも内枠が低調で、1枠は合わせて【0-0-2-13】と振るわなかった。内回りは中枠、外回りは外枠が好成績で、なかでも7枠【5-3-1-14】が圧巻の成績だった。
☆脚質
内回りと外回りで傾向が異なるため、分けて解説する。内回りは逃げ・先行【5-6-4-17】複勝率46.9%に対し、差し・追込【2-1-3-62】同8.8%と明らかに前有利だ。一方外回りは差し有利。着度数はなんと【2-3-3-6】同57.1%で、逃げの同33.3%、先行の同25.0%をも上回っていた。しかし追込は【0-0-1-13】と極端に後ろでは分が悪かった。
☆直線のトラックバイアス
内から伸びるパターンも散見されたが、馬場が悪化してきて、徐々に外伸びにシフトしていった。
☆その他
ハーツクライ産駒とハーツクライの子ジャスタウェイの産駒が合わせて【2-1-0-2】。内回りに絞ると【2-1-0-0】とパーフェクト連対だった。ちなみにジャスタウェイ産駒は京都芝で【18-7-17-133】勝率10.3%、単回収率103%。どうやら平坦コースの芝が得意のようで、他にも函館芝で【11-6-10-44】勝率15.5%、単回収率222%と好成績だ。
【ダート】
☆枠順
土曜は良馬場、日曜は重馬場で開催された。土曜は外が有利という傾向だったが、日曜はその傾向がさらに加速。土日合わせて8枠は【6-2-2-12】と圧倒的だったが、日曜日だけだと【5-1-1-5】。まさに「8枠しか勝たん」状態だった。その分1枠は【0-0-2-13】と不調。外枠有利、内枠不利だった。
☆位置取り
完全な前有利。11戦して4角3番手以内が【11-9-5-12】。逃げ1勝に対し、先行10勝を挙げているところから、先行天国といったところか。「8枠しか勝たん」と前述したばかりだが、「先行しか勝たん」状態だった。一方で後方4角4番手以下は【0-2-6-109】。とにかく前が止まらない、といった状況だった。
☆直線のトラックバイアス
圧倒的前有利のため、そのまま内を通った馬が勝つ場面が目立った。
☆その他
ドレフォン産駒が【1-2-2-0】と人気問わず馬券に絡んだ。他にも幸英明騎手が【2-2-0-6】。平安Sではサンライズホープに騎乗予定で、同レースでは過去10年で【1-3-0-6】連対率40.0%と好成績だ。
【傾向まとめ】
・芝:内回りは前、外回りは後ろ有利。ジャスタウェイ産駒の平坦芝コースが特注
・ダート:外枠有利、前有利。
おすすめ記事