【中央競馬】東京競馬場、先週5月13,14日のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

先週の東京競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京・京都・新潟での3場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。

先週の東京芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
Bコース替わり初週の東京芝。内めの馬場状態があまり良くなかった影響もあってか、1枠【0-0-1-15】をはじめ、内枠が劣勢。1~4枠【3-3-4-55】複勝率15.4%に対し、5~8枠【8-8-7-61】同27.4%と差は明らかだった。ちなみに1~4枠で5番人気以下は【0-1-1-47】。人気のない馬ではほとんど好走できていない。

☆脚質
逃げ、先行、差しどれも好走できていたが、特に差しは土曜【1-3-1-23】複勝率17.9%に対し、日曜【4-3-3-19】同34.5%と日曜日の方がよく馬券に絡んでいた。どちらかというと後ろ有利か。ただ、あまりに後方すぎると届かなかったようで、追込は土日合わせて【0-0-2-41】だった。

☆直線のトラックバイアス
土曜は内ラチから3頭目あたりからが伸びていたが、府中は雨に見舞われ、徐々に伸びる位置が外にシフト。日曜では内から5~8頭目あたりが伸びる位置になっていた。少なくとも内ラチ付近は伸びないと見てよさそうだ。

☆その他
ヴィクトリアマイルを勝ったソングラインの父キズナを始め、ディープインパクト系種牡馬が【4-3-6-21】複勝率38.2%と活躍。上がり順位1、2位が【6-3-4-12】と半分以上馬券に絡んでいるところから考えて、上がりを要求される馬場だったのが影響していたようだ。


先週の東京ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
1~7枠まで勝ち馬が出ていた。なかでもよかったのは4枠【4-2-0-19】。日曜12Rで8番人気フルムが勝つなど、好枠だった。反対に1勝もできなかったのが8枠で【0-2-2-22】。馬場が内伸び気味だったのが影響したようだ。

☆位置取り
逃げが【0-2-2-9】と珍しく0勝。代わりに先行【9-7-2-29】が大活躍だった。差し、追込は低調で、前が有利の傾向だ。

☆直線のトラックバイアス
終日稍重馬場で開催された東京ダート。全体的にインが良く、その分前の脚質に有利になっていた印象だ。外も伸びないことはなかったが、先行馬優勢の分届かない場面が多かった。

☆その他
1~4番人気が13戦して12勝と堅いレースが多かった。特によかったのは4番人気。着度数は【5-3-0-5】で単回収率311%だった。

【傾向まとめ】
・芝:外枠、後方有利。上がりが要求される馬場
・ダート:イン前有利。

おすすめ記事