【中央競馬】新潟競馬場、先週5月6,7日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の新潟競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・京都・新潟での3場開催。ここでは先週の新潟競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。なお、新潟競馬場では特殊な条件になる芝1000m戦を除いて紹介する。
【芝】
☆枠順
外回りと内回りで傾向に違いが見られた。外回りでは1、2枠といった内枠が各2勝、内回りでは6~8枠といった外枠が1勝ずつ挙げていた。共通しているのは3~5枠が0勝だったこと。特に4枠は外回り、内回り合わせても【0-1-0-12】と振るわなかった。
☆位置取り
前が圧倒的に有利で、4角1番手につけていれば【2-3-1-2】複勝率75.0%と、4頭に3頭が残っていた。反対に後方脚質は、4角6番手以下ですら【0-1-3-63】同6.0%と散々。逃げ・先行馬の天国だった。
☆直線のトラックバイアス
稍重馬場開催の土曜は内ラチから5頭目付近、不良馬場開催の日曜は内ラチから7頭目が伸びていた。馬群が横に広がる展開が多かったが、内から馬群を捌いてきた馬が突き抜けるパターンが頻出した。
☆その他
1~2番人気が8戦して【5-5-0-6】で連対率62.5%と信頼度が高かった。ちなみに単勝オッズ10倍以上の馬は【0-1-6-65】で連対率、複勝率ともに10%以下でとにかく堅かった。
【ダート】
☆枠順
2枠【3-3-2-10】連対率33.3%、単回収率と複回収率ともに100%超えと好枠だった。他にも4枠が3勝、複勝率は36.8%と真ん中から内にかけての枠が活躍。しかし1枠は散々で【0-0-0-11】と馬券絡みなし(ただし、人気薄が固まっていたのもこの結果の原因の一つ)。
☆位置取り
逃げ【4-2-1-6】複勝率53.8%、先行【4-5-8-23】同42.5%と前が有利。一方後方は、差し【3-4-2-48】と奮闘したが、追込【0-0-0-39】だった。セオリー通り前有利か。
☆直線のトラックバイアス
基本的には内伸びだが、展開次第では外めからも伸びるケースはあった。
☆その他
モーリスなどのロベルト系種牡馬が【3-2-2-9】複勝率43.8%、単回収率は151%と安定感、配当妙味があった。なかでもモーリス産駒は【2-2-0-2】と好調。芝に比べダートでは一枚劣るモーリス産駒だが、新潟ダートでは通算【8-8-2-44】連対率25.8%、複勝率29.0%とそこそこで、他の競馬場に比べれば成績がいい。覚えておいて損はない。
【傾向まとめ】
・芝:中枠不利、イン前有利。
・ダート:内めの枠有利、前有利。
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