【中央競馬】京都競馬場、先週5月6,7日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の京都競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・京都・新潟での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
内回り、外回りどちらも5枠【3-3-1-12】を中心として中枠の成績がよかった。反対によくなかったのは、内回りでは外の7、8枠【1-1-0-23】複勝率8.0%、外回りでは2、3、6、7枠が計【0-2-4-30】複勝率16.7%だった。
☆位置取り
12戦して4角5番手以内は【9-8-8-43】。ただし逃げ馬は【0-3-4-5】と馬券には絡んだものの勝ち切れなかった。4角10番手以下は、【1-0-1-39】とさっぱり。先行馬に有利な馬場だった。
☆直線のトラックバイアス
良馬場開催の土曜はまだ内が伸びていたが、不良馬場となった日曜は伸びる位置が内ラチから3頭目あたりにシフトしていた。
☆その他
キズナ産駒を始めとするディープインパクト系の種牡馬が6勝。上がり3F1位が6勝、6位以下が【1-1-7-81】と末脚のキレが問われる馬場だったのが影響したか。
【ダート】
☆枠順
枠でいうとどこもよく、有利不利はなかった。馬番でいうと4~7番【7-3-5-33】とここに好走馬が集中。なかでも7番【2-1-3-6】の成績がよかった。一方8~11番は【0-1-1-45】複勝率4.3%と苦戦していた。
☆位置取り
逃げ【4-1-1-6】、先行【7-6-5-22】と勝ち馬のほとんどはここから。追込【0-0-1-49】からもわかる通り、前有利、後方脚質不利。
☆直線のトラックバイアス
土曜は良馬場、日曜は不良馬場での開催だったが、伸びる位置は変わらず内ラチから4頭目あたりだった。
☆その他
芝と同様、こちらも上がり3F順位が上の方が好成績で、1~2位【6-6-5-8】連対率48.0%。他で気になったのはサトノクラウン産駒【1-1-1-0】。競走馬時代は重馬場巧者だった父の能力が子にも受け継がれているのかもしれない。今後も注目したい。
【傾向まとめ】
・芝:中枠優勢、先行馬有利。末脚のキレが問われる馬場。
・ダート:前有利、後方脚質不利。
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