【中央競馬】新潟競馬場、先週4月29,30日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の新潟競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・京都・新潟での3場開催。ここでは先週の新潟競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。
【芝】
特殊な条件になる芝1000m戦を除いて紹介する。
☆枠順
7枠は9レースで【4-0-2-12】と4勝を挙げていた。妙味があったのは4枠で、【2-1-1-12】単回収率251%、複回収率341%。中枠から外枠が良く、対照的に内枠は割引。特に1枠は【0-1-1-10】と未勝利だった。
☆位置取り
逃げ、先行、差しがそれぞれ3勝で、特に良かったのは逃げで【3-1-1-4】複勝率55.6%だった。
☆直線のトラックバイアス
基本的には内の方がいい印象だが、ペースが速くなると外の馬も届いていた。
☆その他
直線の長い新潟だけあって、上がりを使える馬が有利。具体的には上がり3位以内が【6-5-4-15】複勝率50.0%だった。他に気になったのはロードカナロア産駒などのミスタープロスペクター系が【0-3-3-19】と勝ち切れなかったこと。ディープインパクト産駒3勝などに押されたか。しかし昨年の同時期はロードカナロア産駒が外回りで7戦3勝と活躍しており、引き続き注目したい。
【ダート】
☆枠順
勝ち馬は2~5枠に集中した。5枠【3-2-3-11】や、2枠【2-3-2-9】とこの辺りは複勝率40.0%超え。特に2枠は単回収率178%と黒字域だった。一方6~8枠といった外は、合計して【0-3-4-51】複勝率12.1%と不振。目に見えて外枠不利だった。
☆位置取り
10戦して先行馬が7勝。着度数は【7-2-7-18】複勝率47.1%で圧倒的に有利だった。厳しかったのは追込馬。【0-1-0-37】といいところがなかった。
☆直線のトラックバイアス
芝と同じく内の方が良かったが、ペースが極端に速くなると外の馬の台頭もあった。
☆その他
芝と同じく上がりを使える馬が活躍。特に上がり1位は【7-0-0-3】勝率70.0%。先行して上がり最速の脚で押し切る場面が目立った。
【傾向まとめ】
・芝:内枠0勝も、直線では内有利。上がりを使える馬が活躍。
・ダート:内~中枠有利、先行馬7勝。上がり最速も7勝。
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