【中央競馬】東京競馬場、先週4月29,30日のレース傾向まとめ　

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先週の東京競馬場の傾向は？

今週末の中央競馬は東京・京都・新潟での3場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。

【芝】
☆枠順
内目の3～5番が計6勝で、特に先行したときは【3-3-0-7】と好成績。一方外の12番以降は【1-0-0-18】と振るわなかった。

☆位置取り
概ねどこからでも勝機はあったが、先週活躍したのは逃げ【3-2-0-7】。先週とは段違いに決まっていたが、その背景には南風の影響もあったのかもしれない。

☆直線のトラックバイアス
内外の有利不利は特になかった。どこでも伸びる印象。

☆その他
上位人気が強い週だった。11戦して1～6番人気【11-10-10-35】複勝率47.0%で、馬券に絡んだのはほとんどがここから。7番人気以下は【0-1-1-68】でほぼ出番がなかった。

【ダート】
☆枠順
7、8枠が計7勝と外枠有利。他の枠は1勝ずつで勝利を分け合った形。強いて挙げるなら1枠【1-0-1-21】がやや苦戦したか。

☆位置取り
先週は手も足も出なかった4角7番手以下が【4-3-6-97】と躍進。後ろにもチャンスが出てきた分、脚質の差はあまり感じられなかった。

☆直線のトラックバイアス
1600m以下では概ね内が伸びていた。2100m戦はバテ合いになる分、外の馬にも利があった。

☆その他
ダートのセオリー通り、馬格のある馬が有利。特に馬体重520～539kgは【4-1-1-6】複勝率50.0%と好成績だった。ほか、単勝オッズ26倍以下は【0-0-1-101】でほぼノーチャンス。堅い決着が多かった。

【傾向まとめ】
・芝：馬番3～5番が活躍。
・ダート：外枠有利で、内伸びの馬場。馬格のある馬が有利。