【中央競馬】京都競馬場、先週4月22,23日のレース傾向まとめ

SPAIA編集部

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先週の京都競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京・京都・新潟での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。

先週の京都芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
外回りコースでは4角のカーブが緩やかになったことで、リニューアル前より馬群が横に広がりにくくなった印象だ。その影響か、外回りコースの5枠は【4-1-2-8】、8枠は【3-2-3-11】と、外を通りやすい枠が好成績。一方2枠【0-0-0-12】をはじめ、1~3枠といった内枠がいずれも0勝と振るわなかった。なお、内回りコースでは内外の有利不利は見られなかった。

☆位置取り
12戦で差し【5-4-5-57】と、開幕週のわりに後方脚質の活躍が目立った。ただし、4角10番手以下だと【1-1-3-50】。極端に後ろだと好走率が下がっていた。

☆直線のトラックバイアス
ペースや展開にもよるが、内外どちらからでも伸びる傾向。先述の通り、馬群が横に広がりにくくなった影響で、馬群の中にいると抜け出すのが難しく、その時は外を通る馬が有利だった。

☆その他
オルフェーヴル産駒をはじめとするステイゴールド系の種牡馬が【3-0-0-4】。イメージ通り距離が長ければ長いほど好走傾向にあり、京都の芝2200m以上では通算【49-37-39-315】勝率11.1%、単回収率117%で、さらに馬番9番までなら【41-30-30-207】勝率13.3%、単回収率150%まで上がる。天皇賞(春)にも該当馬がおり、好走に期待したい。


先週の京都ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
12戦して馬番1~4番【5-5-8-29】複勝率38.3%と内が圧倒的有利。一方、中枠の4、5枠が【1-0-0-44】と絶不調だった。

☆位置取り
ダートらしく、逃げ先行脚質が計10勝。特に先行馬は【7-7-4-23】連対率34.1%、複勝率43.9%で逃げ馬をも上回る好走率を誇っていた。その分後方から進めた馬は散々で、4角7番手以下は【1-3-3-88】と厳しい結果だった。

☆直線のトラックバイアス
やや内有利の馬場。逃げ先行馬が内で伸びてそのまま押し切る場面が多かった。

☆その他
先週の京都は芝も含めて人気通りの決着が多く、日曜ダートでは1番人気が【4-1-1-0】だった。土日全体では1、2番人気が【8-4-7-5】複勝率79.2%と非常に安定していた。

【傾向まとめ】
・芝:外回りコースでは外枠有利。ステイゴールド系×芝2200m以上×馬番9番以内が特注
・ダート:内の馬番◎、逃げ先行◯。


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