【中央競馬】福島競馬場、先週4月15、16日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の福島競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・京都・福島での3場開催。ここでは先週の福島競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
外目の枠が有利。6枠【3-1-1-19】単回収率239%、7枠【1-1-5-17】同121%などが好成績だった。一方で降雨の影響もあったのか、3枠【0-1-0-22】はじめ内枠は不利の傾向だった。
☆位置取り、上がり順位
脚質の有利不利はなかった印象。ただし、上がり1位、2位【8-5-2-11】単回収率400%超えで、上がりの速い馬の勝率、回収率が高かった。
☆直線のトラックバイアス
明らかに内より外の方が伸びていた。今週から福島芝はAコースからBコースに替わる。セオリー通りなら伸びる馬場は内の方へ寄ると考えられる。馬場を注視したい。
☆その他
ゴールドシップ産駒が【3-2-1-6】と大暴れ。特に稍重馬場で行われた日曜10R(芝2600m)では上位を独占した。ゴールドシップ産駒は福島の芝で【25-13-17-127】勝率13.7%、複勝率30.2%と相性がいいが、良馬場以外では【11-6-7-32】勝率19.6%、複勝率42.9%と好走率が上がる。加えて2600mでは【3-3-4-3】、該当の7R中4Rで2頭以上が馬券に絡むなど固め打ちのケースが多い。限られた条件だが、覚えておいて損はないだろう。
ほかにも馬体重459kg以下では【3-8-7-84】勝率2.9%。馬場が緩くなり、勝ち切るにはある程度の馬格が必要だったようだ。
【ダート】
☆枠順
2枠【1-2-1-14】単回収率168%、3枠【5-1-3-11】同151%と内枠有利。1枠も【1-3-2-9】複勝率40.0%で、1~3枠の天下だった。一方不振だったのは中枠で、4、5枠が計【1-0-0-39】。全くと言っていいほど馬券に絡んでいなかった。
☆位置取り
圧倒的に前有利で、4角5番手以内が10勝2着10回と連対した馬はここまで。6番手以下は【0-0-6-95】で3着がやっとの状況だった。
☆直線のトラックバイアス
内有利で、前に行った馬がラチ沿いを使いながら残すパターンが目立った。
☆その他
上がりを使えていた馬がよく勝ち切っており、上がり最速【6-2-1-3】、同2位【2-1-4-3】。特に上がり最速の逃げ・先行馬は【5-1-0-0】と、とにかく前が止まらなかった。
【傾向まとめ】
・芝:外枠有利、外伸びの馬場。福島芝×稍重以下×2600mのゴールドシップ産駒が特注
・ダート:典型的な内枠×イン前有利。
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