【中央競馬】先週4月8,9日のレース傾向まとめ　～福島競馬場～

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先週の福島競馬場の傾向は？

今週末の中央競馬は中山・阪神・福島での3場開催。ここでは先週の福島競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。

【芝】
☆馬番
馬番1～7番【8-7-4-58】に対し、8番以降【3-4-7-77】。開催初週ということもあって、明らかに内側の馬に利があった。前者は単複回収率も100%超えだった。

☆位置取り
どこからでも勝ち馬は出ていたが、4角4番手以内が11戦7勝と半分以上の勝ち鞍があった。やや前有利といったところか。

☆直線のトラックバイアス
内外どちらも伸びるが、どちらかといえば内有利の傾向。内差しする馬も何頭かいた。

☆その他
単勝オッズ15倍以上【1-0-5-93】で、穴は3着までの印象。1、2番人気で7勝2着5回で、軸はこの辺りが最適だった。

ほかにはルーラーシップやロードカナロアといったミスタープロスペクター系の種牡馬が4勝と活躍。うち2勝は富田暁騎手が手綱を取っていた。同騎手はミスタープロスペクター系の種牡馬と好相性で、過去3年の芝×ルーラーシップ産駒【4-3-5-31】単回収率185%、芝×ロードカナロア産駒【4-3-3-30】同96%とまずまず。今週も日曜7Rでアドマイヤムーン産駒メイショウソウゲツ、日曜9Rでロードカナロア産駒オラヴェリタスに騎乗予定。期待したい。

【ダート】
☆枠順
注目したいのは1、2枠【0-0-1-29】。平均人気がやや高かったにせよ、大不振といっていい。対照的に良かったのは中枠で、3枠【2-3-2-12】単回収率106%、6枠【3-1-1-15】同284%とプラス域だった。

☆位置取り
10戦して、4角位置2番手【7-5-1-11】連対率50.0%、3番手以下は【3-5-9-107】同6.5%と圧倒的に前が有利だった。

☆直線のトラックバイアス
概ね内有利も、展開やペースによって外から伸びてくるパターンも散見された。

☆その他
ほかに気になったのは単勝15倍以下が【8-7-7-33】。馬券に絡んだ馬では同39倍が最高で、3連単も最高配当が15万7720円と比較的穏やかだった。また、馬体重480kg以上が【8-3-3-40】単回収率182%で、セオリー通り馬格がある方が有利だった。

【傾向まとめ】
・芝：内側の馬番有利、やや前有利の馬場。富田暁騎手×芝のミスプロ系◯。
・ダート：内枠大不振、圧倒的前有利、やや内有利の馬場。馬体重480kg以上優勢。