【中央競馬】4月8,9日のレース傾向まとめ ~中山競馬場~
SPAIA編集部
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先週の中山競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山・阪神・福島での3場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
まんべんなく勝ち馬が出ており、あまり有利不利はなかった。強いて言えば1枠【1-4-0-7】、7枠【3-0-2-13】、8枠【0-2-3-14】と、最内枠と外枠で馬券に絡む馬が多かった。その分4枠【1-0-0-14】といった中枠の率が低かった。
☆位置取り
4角7番手以下【1-4-2-54】複勝率11.5%という数字からもわかる通り、前につけないと厳しかった。唯一勝ったヨシノイースターも4角8番手で、2~4着が4角3番手以内の馬で占められていたことからも、地力が高かったからこその勝利だった。
☆直線のトラックバイアス
傾向としては内不利。直線で中~外に進路を取っていた馬が好走していた。
☆その他
ほかで目についたのは、単勝オッズ7倍以下の人気どころが計8勝と好成績だった点。特に1番人気は【5-2-1-1】と信頼度が高く、地力の高い馬が無難に先行して勝ち切るケースが多かった。
【ダート】
☆枠順
全15戦の内、9勝を5~7枠で占めており、特に7枠は日曜に単勝オッズ10倍以上の馬が2頭勝ったことで単勝回収率が100%を超えた。ただし、8枠は1番人気のドリームビリーバーの1勝のみ。1番人気はほかに3頭8枠に入っていたが全て着外。内よりは外枠がいいのは確かだが、外すぎると割引のようだ。
☆位置取り
日曜6Rまで馬場状態が稍重だったこともあってか、4角2番手以内で9勝、6番手以内で全15勝で前有利。7番手以下で馬券に絡んだのはわずか5頭で、後方脚質は馬券圏内に入ることも難しい状況だった。
☆直線のトラックバイアス
傾向としては内有利。4角で先頭の逃げ・先行馬がそのまま内ラチを使って押し切るパターンが目立った。
☆その他
芝と同じくダートでも人気馬の台頭が目立った。単勝7倍までの馬が15戦中13勝で、同条件ベタ買いでも収支プラスになるほど。特に逃げ馬は【5-2-1-3】勝率45.5%、複勝率72.7%、単回収率203%と飛び抜けた成績だった。
【傾向まとめ】
・芝:枠フラット、前有利、直線内不利。1番人気安定。
・ダート:5~7枠有利、前圧倒的有利、直線内有利。単勝7倍以下の逃げ馬が特注。
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