【ドバイWCデー】「いい状態に持っていける」 調教騎乗の福永師はシャフリヤールとヴェラアズールに手応え

三木俊幸

2023年ドバイシーマクラシックに向け、火曜日に馬場入りしたシャフリヤール,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

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福永祐一師が調教に騎乗

今週末の3月25日(土)にドバイ・メイダン競馬場で行われるドバイワールドカップデーには27頭の日本調教馬が参戦。朝の調教からレース回顧まで、現地からの情報を伝えていく。

21日(火)は午前5時から続々と日本馬が馬場入り。ドバイシーマクラシック連覇を狙うシャフリヤールとドバイワールドカップに出走するヴェラアズールの調教に騎乗したのは、3月に調教師免許を取得した福永祐一調教師。海外メディアからも取材されるなど、注目を集めていた。

取材に対応する福永祐一調教師,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

福永師を背に馬場入りしたシャフリヤール,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

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シャフリヤールについて、「順調にきていて、日に日に上がってきている。いい状態に持っていける」と手応えを感じている様子。22日に芝コースで追い切る予定だ。

ヴェラアズールについては「来た当初はナーバスな面をみせていたが、日に日に慣れてきて今では栗東にいるときと変わらない雰囲気で、予定通り上げていけている。調教もこっちで乗った中では今日が一番よかったし、明日(水曜日)に速いところをやっていい状態に持っていける」と語った。

キックバックの影響が強いダートコースについては「調教では被せられないですし、そこも含めて日本のダートとは違うので、やってみないと分からないです」との見解だった。

そのほか、ドバイゴールデンシャヒーンに出走予定のレッドルゼルがダートコースで追い切り。ドバイターフに出走予定のドウデュースは馬場入りしなかったものの、それ以外の日本馬はゲートの確認やキャンターを行い、明日以降の追い切りに向けて順調に調整された。

ターとコースで追い切られたレッドルゼル,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

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ライタープロフィール
三木俊幸
編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場を飛び回りつつ、ライターとしても執筆している。


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