【AI予想回顧】共同通信杯はダノンベルーガが快勝 3つの好データから◎▲で馬単的中

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

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上がり最速で突き抜ける

先週末は注目の重賞3レースが行われた。日曜日の共同通信杯(GⅢ・芝1800m)、京都記念(GⅡ・芝2200m)、土曜日のクイーンC(GⅢ・芝1600m)の順にレース結果とAI予想エンジンの予想結果を振り返っていく。

毎年素質馬が集結し、皐月賞に直結度が高い共同通信杯。AIの本命は過去10年で6勝と相性のいい「前走2000m」から参戦、その他にも「前走上がり1位」「ノーザンF生産」という好データにも該当していたダノンベルーガだった。

昼前から雨が降り始め、良から稍重へと馬場が悪化した状態でスタートが切られた。人気の一角、アサヒが出遅れ。ハナを切ったのは予想された通りビーアストニッシドだった。縦長の隊列でレースが流れる中、ダノンベルーガは4列目の6番手の外を追走。

直線では上がり最速の33.7の末脚で大外から伸び、残り100mで逃げ粘っていたビーアストニッシドを捉えると、同じく追い上げてきた3番手評価のジオグリフを全く相手にせず、1馬身半差をつけて快勝。新馬戦で見せた能力は本物だったことを証明。クラシックでの活躍が期待できそうなレースぶりだった。

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3着ビーアストニッシドは無印で3連単的中とはいかなかったが、好データを味方につけ◎▲で馬単を的中させた。

12番人気アフリカンゴールドが逃げ切り

昨年に引き続き阪神競馬場を舞台に争われた京都記念。春の大舞台にも繋がる一戦でAIは「前走菊花賞」から挑んだレッドジェネシスを本命に推奨した。

こちらも小雨が降り始めて馬場状態は稍重。スタートしてから行き足がつかず最後方からレースを進めたレッドジェネシス。

向正面で馬群が一団となったところを捲っていき、中団までポジションを押し上げていったが、3角でペースが上がると苦しくなり後退。13着に敗れた。

スローペースに持ち込み、開幕週の馬場を生かしきったのは12番人気の7歳馬アフリカンゴールド。後続に差を詰めさせず、しぶとい競馬で逃げ切り重賞初制覇を飾った。 2着は同じく先行した8番人気のタガノディアマンテ、中団より後ろにいた馬たちは3着争いが精一杯。6番人気サンレイポケットが3着争いを制し、波乱の決着となった。

ゴール前でクビ差交わされる

クロノジェネシスやアカイトリノムスメなどGⅠホースを多数輩出している3歳牝馬限定の重賞、クイーンC。AIは「前走2着」など、惜敗馬が好走しているというデータからスターズオンアースを本命としていた。

外枠から気合をつけて先頭に立ったスマイルアップが主導権を握るレースとなったが、スターズオンアースは好位集団の一角を追走。前に壁を作って折り合いも問題なし、直線に向いてから横山武史騎手は進路が開くのをじっと待ち、残り400m標識を過ぎてから狭い間をこじ開けるように追い出した。

切れる脚はないものの、しぶとく伸びて勝ちパターンに持ち込んだかと思われたが、ゴール前で大外から追い込んできたプレサージュリフトにクビ差交わされ惜しくも2着。

そのプレサージュリフトはAIの4番手評価。スタートで出遅れ道中13番手を追走、上がり33.5で最後まで力強く伸びた。これが新馬戦を勝って以来の2戦目だったが、重賞で好走している馬たち相手にキャリアの浅さを感じさせない堂々たるレースぶりだった。

イメージ画像,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
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3着には4角で最後方までポジションを下げていたベルクレスタが馬群を割って、上がり最速の33.4を使って追い上げた。

残念ながらベルクレスタは無印評価だったが、予想は△◎で馬連が的中した。

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