【中央競馬】先週12月18日、19日のレース傾向総まとめ
SPAIA編集部
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先週の傾向はこれでバッチリ!
今週末は土曜に阪神カップ、そして日曜にはいよいよ有馬記念が行われる。今週の予想に入る前に、先週の中央競馬計72レースのうち阪神と中山の傾向を、騎手、脚質・枠順、血統の3部門に分けておさらいしていこう。
◆騎手
C.デムーロ騎手:先週の成績【6-1-3-6】
阪神での勝利数トップはC.デムーロ騎手。6勝を積み重ね、GⅠの朝日杯FSでも2着に入った。先々週はダートに好結果が集中していたが、先週は芝でも【4-1-2-2】と見事に修正してきた。土曜の阪神Cではグレナディアガーズに騎乗予定。
菅原明良騎手:先週の成績【4-4-2-8】
2番人気以内への騎乗はわずか2回ながら、連対率44.4%という素晴らしい成績を残したのが菅原明良騎手。逃げ差し自在に穴馬を持ってきた。中山開催は初週こそつまずいたが、2・3週目は絶好調。火曜のホープフルS、オニャンコポンでGⅠ初制覇を目指す。
横山武史騎手:先週の成績【2-1-1-14】
関東リーディングの横山武史騎手は年間100勝を達成するも、先週はトータルで見るとやや苦戦した。上位人気に騎乗するケースが多くなってきたが、12月は芝でまだ2勝、単回収率34%と人気に応えきれていない。有馬記念ではエフフォーリア、ホープフルSではキラーアビリティと連続して有力馬に騎乗する。GⅠでの勝負強さを発揮できるか。
◆脚質・枠順
中山芝:1枠好調
芝で10レースが行われ、1枠が【4-1-3-8】で複勝率50%。稍重で行われた土曜は外を回った馬も上位に来ていたが、乾くにつれて内有利の傾向が加速。日曜のディセンバーSでは1着ローザノワール(6番人気)、3着ソッサスブレイ(15番人気)と2頭が穴を開けた。有馬記念も良馬場なら内枠が中心か。
阪神ダート:外枠・前有利
先週の当記事でも紹介したが、阪神ダートは相変わらず前残りの傾向が継続。13レースの連対馬26頭は全て4角6番手以内。同7番手以下は【0-0-4-81】とほとんど届かなかった。また、枠番でいうと1枠【0-0-0-16】。勝ち馬は1~4枠から2頭、5~8枠から11頭と偏った。外枠・前が有利と結論付けたい。
◆血統
中山芝:ミスタープロスペクター系好調
ターコイズSはキングズベスト産駒のミスニューヨークが勝利。唯一の複数勝利を挙げたのがドゥラメンテ(2勝)で、総じてミスタープロスペクター系種牡馬が好調だった。ミスプロ系の牡馬に限ると【4-4-1-18】で単複回収率100%超。有馬記念にはタイトルホルダー、パンサラッサ、キセキ、ユーキャンスマイルの4頭がスタンバイ。
◆特注条件
◎菅原明良騎手×人気薄
◎阪神ダートコース×外枠の先行馬
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