【AI予想回顧】朝日杯FSは武豊騎手騎乗のドウデュースが勝利 ○◎▲で3連複的中

SPAIA編集部

2021年朝日杯FSを制したドウデュース,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

セリフォスは半馬身差及ばず2着

先週末は2歳マイル王決定戦、朝日杯FS(GⅠ・芝1600m)と牝馬限定のハンデ戦と難解な一戦となったターコイズS(GⅢ・芝1600m)が行われた。AI予想エンジンKAIBAの予想結果はどうだったのか振り返る。

朝日杯FSでAIが本命に推奨したのはセリフォス。管理する中内田充正厩舎は過去5年の2歳重賞で勝率55.6%、朝日杯FSは出走させた2017年と2020年いずれも勝利という結果を残している点に期待してのものだった。

それほど速いスタートではなかったが、鞍上のC.デムーロ騎手は気合をつけて先行する競馬を選択。3角手前までやや行きたがる面を覗かせながらも5番手を追走する。

馬群に入れつつロスのない立ち回りを見せ、直線では外へと進路を取り、残り200mで先頭へ。しかしすぐ外からドウデュースが馬体を併せて伸びてくる。ゴール前まで必死に食い下がったものの、半馬身及ばず2着という結果だった。

勝利したドウデュースは道中8番手を追走。スムーズに外に持ち出すという武豊騎手のエスコートは見事だったと言っていい。そしてこの勝利で武豊騎手は22回目の挑戦にして、ようやく掴んだ朝日杯FSのタイトル。JRA・GⅠ完全制覇まで残すはホープフルSのみとなった。

3着にはダノンスコーピオンが入り、予想は○◎▲で3連複2,350円が的中した。

2021年朝日杯FS引き上げ,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


2021年朝日杯FSを勝利した武豊騎手,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ハンデ56.5kgを背負いながら2着

前日の土曜日に中山競馬場で行われたターコイズS。本命は「前走2着馬」の連対率100%というデータにメンバー中唯一該当しているアンドラステだった。

好ダッシュから先手を奪ったイベリスが軽快にラップを刻んでいき、前半800mを45.4で通過。アンドラステは中団からレースを進め、直線は狭い馬群を割って伸びる。このまま押し切るかと思ったが最後は56.5kgのハンデが影響したのか、2着に終わった。

勝利したのは4角14番手と後方にいたミスニューヨーク。ハンデ53kgを活かし、大外から豪快に差し切る鮮やかなレースぶり。稍重発表ながら1:32.8という好タイムで重賞初制覇を飾った。3着にはハンデ54kgのギルデッドミラーが入り4番人気→3番人気→13番人気での決着、予想的中とはいかなかった。

2021年ターコイズSを勝利したミスニューヨーク,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


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