【朝日杯FS】近親にシャフリヤール、アルアイン 血統からの注目馬はアルナシーム

SPAIA編集部

2021年朝日杯FSに出走するアルナシームの血統,ⒸSPAIA

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近親にダービー馬

2021年12月19日に阪神競馬場で行われる第73回朝日杯フューチュリティステークス(朝日杯FS)。昨年の2着馬はステラヴェローチェで、母の父はご存じディープインパクト。

母の父としては菊花賞を勝ったキセキ(父ルーラーシップ)が出ているが、父系としてあまたのGⅠ馬を輩出したことを思えば物足りないのも事実。サンデーサイレンスは母の父としても大成功を収めたが、その父を超えるなら、母系に入っての活躍が必須といえる。

アルナシームの血統インフォグラフィック,ⒸSPAIA


とはいえ、ディープインパクトは12月13日現在、ブルードメアサイアーランキングでキングカメハメハに次ぐ2位。水準以上の活躍を見せているのは間違いない。

今回、注目馬に取り上げるアルナシームも母の父がディープインパクト。祖母からシャフリヤール(ダービー)、アルアイン(皐月賞)などが出る、活気のある母系である。

父モーリスは昨年の新種牡馬だが、母の父ディープインパクトとの組み合わせでは、今年のファルコンSを勝ったルークズネストが出ている。この配合はスピードを生かす特徴があると仮定するなら、前走からの距離短縮がプラスに働いて大仕事をやってのけるかもしれない。

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