【マイルCS】ディープインパクト産駒の活躍目立つ 血統面ではサウンドキアラに注目

SPAIA編集部

サウンドキアラの血統,ⒸSPAIA

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ディープ×アメリカ血統

2021年11月21日に阪神競馬場で行われる第38回マイルチャンピオンシップ。インディチャンプが一昨年の京都、そして昨年の阪神と続けて連対。エリザベス女王杯もそうだが、阪神で行われることを意識しすぎる必要はないだろう。

ここ10年で馬券に絡んだ馬の血統表を眺めていると、まず気づくのはディープインパクト産駒の活躍。3着以内に入った30頭中、3分の1以上に当たる11頭がディープ産駒であった。また、少し前は欧州血脈を母系に持つ馬の活躍が目立ったが、最近は逆に米血中心の母系が台頭している。当然ながら昨年の1、2着馬は有力候補なのだが、それを挙げては芸がないので、ほかにいないかと探してみる。

2021年マイルCSに出走するサウンドキアラの血統,ⒸSPAIA



気になったのがサウンドキアラ。母の父がMr.Prospector系のアグネスデジタル、祖母の父は米三冠馬Seattle Slew。グランアレグリアもこの2本の血を母系に持っており、似たような配合となる。京都と阪神、両方のマイル重賞を勝っている適応力も強みになりそう。

もう1頭挙げるとすればロータスランド。ダートならもっと活躍できるのでは、と思わせる血統。Roberto、His Majesty、Mr.Prospector、そしてNijinskyと主要な4本のインブリードを持った配合も魅力的だ。



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