【マイルCS】同年NHKマイルC出走馬は壊滅状態 3歳狙いなら皐月賞1番人気ダノンザキッド

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NHKマイルC出走馬の馬券絡みなし

今週末には下半期のマイルGⅠ、マイルCSが行われる。上位人気馬はグランアレグリアの天皇賞(秋)を始め、毎日王冠、京成杯AH、安田記念からの直行と臨戦過程がバラバラ。ローテーションに見られる特徴を探る。

マイルCS過去10年の優勝馬ローテーション,ⒸSPAIA



かつては層の厚い中距離路線でGⅠ好走級だった馬の「狩り場」と化していたマイル路線。その象徴といえるのが2013年トーセンラー。京都巧者で知られた同馬は春に京都記念1着、天皇賞2着。秋は京都大賞典3着をステップにこのレースへ参戦・勝利した。ただ、ここ2年は安田記念勝ち馬がここも勝ってマイル路線のレベルアップを示すなど、傾向は変わりつつある。

ほか、気になったデータは同年NHKマイルC出走馬の不振。近10年で【0-0-0-18】、1番人気に推されたリアルインパクト、ミッキーアイルを含め、なんと全滅だった。3歳馬自体は同期間でペルシアンナイト、ステルヴィオの2勝だが、この2頭ともに春は皐月賞・ダービーを歩んでいた。NHKマイルCに出走した3歳馬の馬券絡みは2005年ラインクラフト(3着)、勝利は2000年アグネスデジタルまでさかのぼる。

3歳春はどうしても出走馬のレベルがクラシック>マイルになりやすい。今年の3歳世代は強いと言われているが、データ上はシュネルマイスターやグレナディアガーズより、皐月賞で1番人気にも推されたダノンザキッドあたりが狙い目か。



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