【エリザベス女王杯】好走候補は4頭、「牝馬は格も勢いも」? ローテーションに見られる特徴とは

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3歳馬Vのパターンに合致

今週のメインレースはエリザベス女王杯。海外挑戦したクロノジェネシスやラヴズオンリーユー、国内組でもソダシやカレンブーケドールが不在。「最強牝馬決定戦」とは言いづらいメンバーになったが、レイパパレやアカイトリノムスメといった若い牝馬が集結した。ローテーションに見られる特徴を探っていく。

エリザベス女王杯、過去10年間の優勝馬ローテーション,ⒸSPAIA



過去10年で府中牝馬S組が4勝、オールカマー、秋華賞組が各2勝、札幌記念が1勝。英チャンピオンSから来た海外馬スノーフェアリーが1勝という内訳で、10頭いずれも前走でGⅠかGⅡを経由している。逆にそれ以外の臨戦過程では【0-1-1-52】と厳しい。

また、勝ち馬はいずれも前走5着以内で、同6着以下は【0-1-3-54】と不振。「牝馬は格より勢い」という格言もあるが、ここは「格も勢いも必要」なレースとなっている。

今年のメンバーに当てはめると、「前走GⅠかGⅡで5着以内」はアカイトリノムスメ、ウインキートス、ウインマリリン、レイパパレの4頭に絞り込める。いずれも上位人気想定でつまらないが、堅い決着やむなしか。

中でも軸を1頭選ぶならアカイトリノムスメ。3歳でエリザベス女王杯を制したのはメイショウマンボ(オークス1着、秋華賞1着)とモズカッチャン(オークス2着、秋華賞3着)。2400m、2000m両方のGⅠで好走した実績が、2200mのエリザベス女王杯では頼もしい。



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