【サウジアラビアRC】父譲りの騎乗で一発を秘める? 横山武史騎手とロードリライアブル

佐藤永記

サウジアラビアRC1~3着馬の前走着順別成績,ⒸSPAIA

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圧倒的傾向に穴党出番なしか

秋競馬東京開幕日のメイン・サウジアラビアロイヤルカップ。筆者は2歳重賞戦線の予想をする機会が多いのだが、札幌2歳Sのときと同様、2歳でマイル以上の距離においてはあまり2歳の定説である「早生まれ」は気にしないほうがいい。1月生まれの活躍はともかく、4月生まれに集中しやすい王道血統が普通に勝つからである。

馬場は夏しっかり養生した東京の芝なので、多少雨が降っても時計が極端に掛かるということはなさそうだ。昨年の不良馬場だけを例外として処理してよく、2歳レコードが頻発するコースであるがゆえ、絶対的に速い時計で勝ってきた力がその証明になっている状況だ。

それゆえ、おそらく色々なところで過去データの強烈な傾向は示されているであろう。例えば前走が中山だった馬は【0-0-0-19】、過去の連対馬は全て前走1着であること。もうこの2つの条件だけで、該当する登録馬はコマンドライン、ステルナティーア、ウナギノボリの3頭だけなので、この記事は終わってしまう。

じゃあ3着は?となるのだが、3着馬も重賞化してから過去7年のうち5頭は前走1着馬かつ非前走中山組で、残る2頭も非前走中山組かつ、前走重賞で6.7着と入着した馬だった。

まあ、スタニングローズが前走新潟2歳Sを5着としており、3着候補には該当するといってよい。あとは3着になった馬に前走OP特別だった例が1度もないので、前走OP・クローバー賞7着のケッツァーと、前走OP野路菊S8着のロードリライアブルが3着注意候補になるくらいである。

サウジアラビアRC1~3着馬の前走着順別成績,ⒸSPAIA

横山武史騎手は父の影響を受けて馬券に絡めるか

もはや本命寄り決着で事前予想では歯が立たないのか?しかし、1点だけ気になる傾向がある。このサウジアラビアRCでは、横山典弘騎手が【3-0-0-1】と4戦で3勝している好相性の騎手である。

昨年もステラヴェローチェで差して2着と0.5秒差で快勝したのは記憶に新しい。だが、今年は騎乗予定がなく、替わりといってはなんだが、息子の横山武史騎手が同重賞にロードリライアブルで初騎乗する。

横山武史騎手自体は東京芝1600mを今年【1-2-3-18】と得意というには物足りない成績ではある。だが、今年の安田記念をシュネルマイスターで3着としており、重賞でひけをとるような問題があるわけではない。ロードリライアブル自身も過去3戦は2000m戦、負けた2戦は逃げたもので、勝った新潟の未勝利では差し切り勝ちを決めているので、ハマればの魅力は残されている。

あくまで穴候補ではあるが、一発の夢に賭けるなら。という前提でロードリライアブルから薄く遊んでみたいと思っている。

<ライタープロフィール>
佐藤永記
20代を公営ギャンブラーとして過ごし、30歳から公営競技の解説配信活動を開始。競馬を始め多くの公営競技ファンに各競技の面白さや予想の楽しみを伝えている。現在はYoutubeで配信活動を続けながらライターとして公営競技の垣根を超えて各所で執筆中。

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