【スプリンターズS】セントウルSの1・2着馬には逆らえない ローテに見られる特徴は?
SPAIA編集部
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定番のセントウルS、苦戦の北九州記念
2021年10月3日に中山競馬場で行われるスプリンターズS。注目の高松宮記念1・2着の臨戦過程は対照的。春はヴィクトリアマイルに出走、秋はセントウルSをひと叩きしてきたレシステンシアに対し、高松宮記念1着のダノンスマッシュは直行でこれを迎え撃つ構図となった。このレースについて、ローテーションに見られる傾向を探ってみよう。
過去10年、勝ち馬の前走はセントウルSが5頭、安田記念、キーンランドCが各2頭、CBC賞が1頭。特に、セントウルSを「2番人気以内で連対」してきた馬が【4-3-1-5】、連対率53.8%と安定感抜群だ。該当するレシステンシアとピクシーナイトは外せない。
ダノンスマッシュが該当する高松宮記念からの直行は10年で1例しかなく、16年ミッキーアイルが2着。ダノンスマッシュ自身が3か月以上の休み明け【4-0-0-1】ということもあり、こちらも好感の持てるローテだ。上位人気が想定される3頭いずれも万全、今年は堅い決着になるか。
出走例の多い北九州記念組だが、その成績は【0-1-1-14】。サマースプリント王者ファストフォースやモズスーパーフレアあたりは苦戦を強いられそうだ。
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